口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

肉がしんどい。

んだん肉が食べれなくなってきた。最後に焼肉屋に行ったのが今年の6月頃で、いつものように、カルビセットに牛タン、ホルモンなんかを頼み、ジュージュー焼いて食べていたら、だいたい5切れくらい食べたところで、もう嫌になってきた。これ以上は要らないという体のシグナルを受信したような感じ。頑張って箸を肉に伸ばそうとしたけど駄目だ。仕方ないから、付け合わせのピーマンや玉ねぎを焼いて、もしゃもしゃ食べた。

 

あまりにも肉に手を付けないので、友人たちから、「悩みでもあんのか」「やっぱり人間働かないとダメになっていくんだな」「その肉いらないなら俺が食うよ」などと好き勝手なことを言われたのだけど、頼んでいた大盛りの冷麺が来ると、それはすぐペロリと平らげてしまったので呆れられた。肉類だけに拒否感が強くなっているみたいだ。

 

ラーメンも好きでよく食べに行くのだけど、チャーシューが食べられなくなってきた。チャーシューなんてせいぜい3切れくらいだから、食べようと思えば食べれるけれど、メンマとかを残さず掬って食べるのがめんどくさいのと同じように、チャーシューもなんとなくめんどくさくて残してしまう。それなら最初からチャーシューの入っていないものを頼んだほうがいいじゃないか。

 

と、思うのだけど、ラーメンを選んでいる時はチャーシューを食べる気満々なのである。矛盾しているのは重々承知。なんというか、私にとってラーメンとは「食べる」というより「挑戦する」という感覚が強い。メニューを見て、チャーシューがてんこ盛りになっていたり、いかにも辛そうな真っ赤なスープが並々と湛えられているのがあると、それを選びがちなのである。

 

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でも、大きな花弁のようにチャーシューの並んだラーメンがいざやってきたとして、それを全部ぺろりと食べきる能力が、もう無い。かなしいことである。はっきりいおう。私の食べ盛りは終わった。「引退」の二文字がスープの表面に漂っているが見えた。ラーメンに挑むなんてもうそんな若々しい時代は過ぎ去り、あとは自分の体質とにらめっこしながら、適切なモノを適切な量、摂取する生活にシフトしていくのだろう。

 

肉が食べれなくなってきた反面、逆に食べられるようになったものも多い。海産物の生臭さがあまり気にならなくなってきたらしく、苦手だったウニとかホヤなどが食べられるようになってきた。酢の物の酸味も好きになった。それから、かつては圧倒的にうどんが好きだったのに、いつの間にか、断トツに蕎麦が好きになった。いやぁ、蕎麦は美味い。うどんなんてただの小麦粉じゃねえか(失礼)。

 

今まで食べていたものが、年齢的に、また体質的に受け入れられなくなったとしても、他にいくらでも食の選択肢があるので困ることが無い。これはとても大事なことだと思う。それは気候的に、政治的に、また宗教的に、食べられるものが制限されていないという豊かさを示している。食材が豊かで、その使用の制限が限りなく少ない環境にいることを感謝したい。

 

あと、「肉が食べられない」でググってみると、なかなか参考になる感じの記事を見つけたので、とりあえず下にリンクを貼っておきます。

 

meniac.net