6月の末に一度パァになったこのブログですが、不撓不屈の精神でじりじりと書き連ねていった結果、ようやく99記事まで更新達成することができました。やったね！
個人的には、むしろこれでよかったんじゃないかと考えています。いまや200人以上の読者の方に登録していただきました。そんなにたくさんの人前で毎回ブログを発表していると考えると、なんだか校長先生みたいな気分ですよね（？）。アクセス数も6月以前と比べれば、高い数値で安定してきています。ブログを更新しなくても見に来てくれる方がいるのは、とても嬉しいですし、感慨深いことです。
ブログを続けていくうえで、皆様からの反応はとても励みになっております。ありがとうございます。これからも、ほし氏の『清々日記』をどうぞよろしくお願いいたします！！
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……それで、記念すべき100記事目をどうしようかと思ったのだが、たいしてネタが無くて困った。それならネタを作ればよい。よし、これは祝うべきことだから自分を祝おうと考えた。それで、和室にて座禅を組んで目を閉じ、いったい自分が何を欲しているかを探ることにした。俺はいったい何を求めているのだろう。女か？ いや、温泉か？ それとも酒か？
いろんなビジョンが暗闇の中に無数に湧き上がっては消えていった。そうしてどれくらい時間がたっただろう。目が自然と開いていく。そして、自分の心中に残った真正の欲求というのが、「カレーが食いてぇ」であった……。
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↑ということで、やってきたのが福島県福島市の街中にある、お洒落なカレー屋さん。『笑夢（えむ）』という、変わった名前のお店である。
入り口からしてハイセンス。店主の才能が爆発している。岡本太郎は芸術は爆発だといったが、カレー作りもやはり爆発なのだろうか。俺はいったい何を言ってるんだ。とりあえず階段を登ろう。
この日はあいにくの雨模様だったが、店内はお客さんで賑わっていた。リア充カップルばっかり。そこへ濡れ鼠のように闖入したのが私だ。カウンター席に案内されると、リアル充実者をぶっ壊すの精神でチェアーにふんぞり返った。店内の写真を撮りたかったけれど、小心者なので遠慮した。下にこのお店の紹介サイトを貼っておきます。
カウンターから見上げると、木枠の吊るし棚があり、瓶に入ったスパイスが並べられている。ずるいよね。スパイスが並べてあるだけで美味そうに見えるもの。メニュー表を開いて注文する。頼んだのは「トリプルカレーセット」。カレーにサラダにドリンクが付くセットだ。トリプルカレーとは、カレーソースの中から三種類選べるというものだ。選んだのが「バターカレー」「野菜カレー」「タイカレー」の三つ。他には「欧風カレー」「キーマカレー」等がある。
あっという間に飲み物とサラダがやって来る。飲み物の容器がかわいい。ピクルスを漬けるのにちょうど良さそうな瓶だ。中身は「マンゴーラッシー」。ラッシーというのは、インドで飲まれているヨーグルトベースの飲み物。サラダの手前に転がっているのは、低温調理したカモ肉のローストだ。いや、なんといったらいいのか……へっへっへ。皆さんすいませんね（？）。
ドレッシングの酸味にむせっていると、「お待たせいたしました」という声と、ドーンという重低音が同時に聞こえ、目の前に現れたのがトリプルカレーの皿である。見た瞬間、「あ、これは宇宙だ」と思った。
で、さっそく食べてみると、美味い。美味いのだが、よく分からない。カレーソースの上にパクチーやらの香草がまぶされ、よく分からないパリパリの煎餅みたいなのがアイスラッガーよろしくターメリックライスの山に突き刺さったりしており、それらを混ぜ混ぜして食べると、味覚が混沌としてくる。
美味いけれど、分からない。味覚が忙しい。これはいったいなんなんだ。そうだ、これはお祭りだ。わっしょいわっしょい。俺はいま、カレーの形をしたお神輿を担いでいるのだ。やべぇ、キタコレ。ナマステ～。非暴力非服従～。आप ब्लॉग को पढ़ने के लिए धन्यवाद! मैं दुनिया भर में आप सभी को प्यार करता हूँ!!! मैं अब से अपना सर्वश्रेष्ठ करना होगा!
＜清々日記 完＞
