口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

ブログだけで成功はしません。

近、母親に、「あんたをジャニーズに入れればよかった」などと言われた。理由を聞くと、「だって、あんた、全然見た目が20代から変わらない。V6の三宅くんとかも、もう40近いけどあの感じでしょう。あんたも三宅くんも時が止まってる。時が止まってる人はジャニーズ向きだから」という事らしい。

 

んなことをいまさら言われても困る。そう思ってるんなら何故もっと早く、YOU、ジャニーズいっちゃいなよ」と言わなかったのか。10代そこらで親に言われていれば、真に受けて調子に乗った結果として、もしかしたら成功をおさめ、「夢はフリーダムフリーダムシャボンのようにフリーダムフリーダム風の色~♪ のばした手のひらに~♪」などと歌いながらローラスケートでステージを走り回っていたかもしれないのに。

 

とはいえ、なったらなったでそれは大変なことで、日常性が侵食されてしまう。有名になって世間に顔が広く知られるというのは、生活を極端な閉鎖性の中に追い込むことにつながる。その辺でおちおち散歩もできなくなる。華々しさとは、ある制約を確実に受け入れるという前提があってこそ成り立つわけだから。

 

もし、ささいな日常性を取り上げられたら、自分はどうなってしまうだろうと考えてみる。ふらふらその辺を散歩もできない。そんなことになったら、私は狂うと思う。狂って自分を救おうとするだろう。田代まさしがまた逮捕されたけど、彼の持つ世界観の一部は、まさに狂って自分を救う方法と共にあるわけだ。

 

そういうことをいちいち考えるめんどくさい人間なので、なるべく有名になりたくないと思っている。ブログで成功したいとも思わない。そもそも、「ブログで成功したい」という感覚が現実的ではない。ブログだけで成功などできない。あくまでブログとは「添え物」としての立場しかない。

 

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あるブログ主が、なにかしら世間に注目される成果により、それまでただのブログだったものが、急に「ファンアイテム」に化けることはある。これが、ブログとしての成功のプロセスの、もっとも単純な例だと考える。

 

ブログはあくまでも「補完」に過ぎない。メインではない。これは、自己啓発本なんかも同じだ。有名な企業家やタレントはよく、自己啓発本を出すけれど、もちろんその著者は、自己啓発本を出すことがメインの仕事ではない。自己啓発本を出させる信用をつくりだしている「生業」があるからこそ、本が出せるわけだ。

 

ブログも同じことで、「生業」が注目を浴びれば、ブログも共に注目を浴びる。そう考えた方が自然だろう。ブログになにか大きなものを賭けている人にとってはキツい感覚かもしれないが、ブログだけではどうにもならないような……それに、ブログを長く継続させるパワーを持たせるのも、結局その「生業」ではないのかと思う。

 

んで、そんな偉そうなことを書いている私には生業が無い。ナッシングである(村上龍風)。あるとすれば、まさにこのブログかもしれない。ハナから成功などあり得ないのだよ……とほほ。あるとすれば、PV数やら毎日投稿といった数値目標を打ち捨てた、頭の中にシャボン玉みたいに浮かんでくる思考をなんとか文章に組み立てる、単なる習性……ただそれだけです、押忍!!(最後無駄に気合入れた)