口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

「起承」を書いておいて、次の日に「転結」を書く。

ログを書き始めてもうすぐ一周年。半年前に一度消滅しちゃいましたが、その後も継続し、今回も含めれば記事数は155。ついこないだ100記事目を達成したと思ったら、もう200記事目も見えてきている。貯金も100万円から溜まるのが早いと言いますが、ブログも同様ですね。

 

ブログを自分で書いたり、他の人の記事を読んでいて感じるのが、ブログの継続は、時間の余裕とはあまり関係ないのかな、という事です。もちろん「一日2記事投稿」なんて気合が入ったのは、本当にブログが好きな人、ブログを仕事として捉えている人、ネタが多くて暇な人ぐらいでしょう。この三つの感覚をすべて揃えていれば最強だと思いますが。

 

そうではなくても、ブログと生活の両立は可能だと思います。「3日に1記事投稿」だとか、無理のない程度に自分のペースでできる方法をとればいいだけですから。それでも、いつかブログの更新頻度が途絶えてしまう事もある。ブログの継続には普段の生活の中に、ブログを書くための空白の時間が必要ですが、それが保てないほど忙しかったり、体調を崩したりすれば、更新は難しい。人生なにがあるか分かりませんし。

 

ただ、どんなに忙しいとしても、なんとかブログを続ける方法もあります。「なにぃ、お前みたいな無職が何をほざきやがる」と思うかもしれませんが、ま、ま、甘酒でも飲んで落ち着きましょう。その方法なんですが、簡単です。ブログを分業するといいのです。

 

もっと正確に言うと、ブログの内容を大まかな「起承転結」の流れで書くとして、まず「起承」を書き、別な日に「転結」を書いて締める、という方法です。一日ごとに「起承」と「転結」を切り替えながら書いていくわけです。初日に「起承」にあたる内容を書いて、次の日に「転結」にあたる内容を書くサイクルを続ければ、2日に1本の記事を確実に完成させる事が出来ます。

 

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たとえば、「正月に地元に帰ったこと」を記事にするとします。「地元に帰って久しぶりに両親や友達に会って、美味いものを食べた」なんて内容を「起」とし、「近所を歩いてみたら、馴染みの店が潰れていたり、空き家が目立つようになった。このあたりも過疎化が進んでいるんだろうか」なんていう、話のフックになる内容を「承」としてまとめてみる。

 

次の日に「転」と「結」を書くわけですが、単純に一日分の間隔を置くことで、どちらも書きやすくなります。文章の組み立て方や流れのパターンを考えられますからね。「転」の部分に、何かしらの引用をする場合なども、時間を空けることは有利です。例えば、空き家が目立つ理由を調べたりだとか、より完成度の高い内容にする仕込みができるわけです。

 

「転」の内容は、どれだけ自分の持論を展開したり、データの引用による確証をしたり、または、別の視点を得られるような見解があるかどうかが、大きく影響します。また例を出すと、「○○のデータを調べたら、確かに人口は減ってきているみたいだ。でも、古民家を改装してカフェにするとか、新しい取り組みもある事が分かった。そうすると、県外からの観光客も来るかもしれないし、かえって、今までより繁盛するかもしれないな」みたいな内容で「転」をまとめられる。使える情報は「転」に集中させましょう。

 

そして「結」は、それまでの内容の流れを考えた上で、そこまで難しく考えずに締めればいいわけです。「とりあえず明日、息子を連れて、近所にオープンした古民家カフェに行ってみようかな」みたいな。なるべくなら、次回のブログの内容を匂わせる締め方であれば、ブログを書く本人にとっても、読者にとっても、意識の橋渡しになります。

 

こんなところでしょうか。きっちり「起承」と「転結」に書き分けなきゃ駄目だというわけではなく、自分で折り合いの付くところまで書いたら、残りは次の日に託せばいいわけです。その次の日、忙しくて書けなかったのなら、また次の日でもいい。

 

ブログを書き始めると、「最後まで書ききらなきゃ」と、つい私も考えてしまいがちなんですが、とりあえず書くところまで書き、残りは明日書く、なんて融通を利かせていくのが、ブログを続けるコツだと思います。ああ、ちょっと今回、長くなってしまってすいません。お詫びと言ってはなんですが、かわいいモルモットの画像を貼っておきます(目の癒しに)。

 

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