口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

井の頭公園の一角にヘンな彫刻がいっぱいあります。

 

日は「不適応者の居場所」目的で東京に行ったんですが、せっかく東京に来たんですから、どこかしらを観光するのがいつもの定番になっています。それで、今回もちょっと紹介させて頂きたいところがありまして……。(画像が多めです。スマホの方はWi-Fi環境推奨)

 

 

 

 

吉祥寺駅から自然文化園へ

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 吉祥寺駅に降り立ちました。そして、目指す先が、

   

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東京都井の頭自然文化園。リンクを張った公式サイトを見てもらうと分かる通り、ここは都内の動物園として紹介されています。

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上の二枚。実は先月来た時に撮った写真です。前回来たときは、普通にここの動物を目当てに来たのです。ただ、やっぱり冬ですからね、ほとんどの動物は寒さでやる気が無く、丸っこくなってグーグー寝てました。元気が良かったのはイノシシとアナグマぐらいかなぁ。

 

その後、なんとなくまた井の頭自然文化園を調べたら、どうやらその一角に、私がまだ見ていないスポットがあったようです。うっかりしてました。今回はそこを訪れて、井の頭自然文化園を完全制覇しようと目論んでやってきたのですよ。律儀な人間だと思いませんか(?)。

 

自然文化園内の「彫刻園」へ

           

目指す場所はここ。という事で、入り口で一般ひとり400円の入場料を払い、そっちの方角へ歩いていきます。すると、

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こんな感じで、唐突に巨大な彫刻や、仏像が現れます。ぱっと見は、それなりに立派ではありますが、正直いって珍妙な光景です。これらがお寺の境内に置いてあれば、因果関係が理解できるから、「ああ、仏像だね」と納得できますが、普通のその辺の公園に仏像がポンと置いてあったら、「これ、盗品じゃねえか」と思いませんか。そういう、風景との微妙な食い違いがあり、眺めていてなんとも言えない感情が湧いてきます。

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もっと先に進んでみると、

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右手の人差し指が攣ってしまい、非常に苦悶な表情をしている男性像。

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左手で日光を遮る、眩しいのが大嫌いな鬼の像。

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全裸で馬に乗ったら、多幸感がほとばしった女性像。   

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最先端の帽子を若干窮屈そうに被る女性像。と、このように次々と目を見張るようなブロンズ像が現れます。眺めていて飽きないと同時に、なんともいえない不可解な感情が降り積もっていきます。

 

 平和記念像の原型を眺める

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園内には室内の展示もあります。さっそく中に入ってみますと、

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あの長崎の『平和記念像』が目の前に現れて、驚きました。どうやらここにあるものが、彫刻家の北村西望(きたむらせいぼう)による『平和記念像』の「原型」のようです。全高は10メートル近くあり、とても迫力がある。また、背後の壁には、作者による直筆の「書」が飾られています。静かで厳かな空間。しばらく圧倒されました。

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室内にも展示場があり、大きなものから小さなものまで、たくさんの像が並んでいます。仏像、人物像、動物像。あらゆる種類が揃っており、フィギュアが好きな人にとっては、精神的にお腹がいっぱいになれる場所ではないかと感じます。

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冬空の下に並ぶおっさんの裸体。ここにある彫刻類は200体ほどあるようです。なかなか見ごたえがありました。あまり人の姿もなく、穴場的な印象。座る場所もたくさんあります。暖かく天気の良い日に訪れて、コーヒーでも飲みながらのんびりするには、いい所じゃないかと。珍妙な彫刻に囲まれながら、閑雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

おまけ

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園内にあったナイスなイラスト。

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動物園の方にも行ってみたんですが、前回と変わらず、みんなやる気が無くて、丸っこくなってぬくぬくしていました。元気があったのはやっぱりイノシシとアナグマぐらいかなぁ(で、その写真は撮ってないというね)。ヒツジとかヤギもまあまあ元気でした。動物園の方もおススメです。雰囲気がとってもゆるいです。