口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

平日は好きですか。

てなブロガーのあぎるさんが、自身のYouTubeチャンネルに面白い動画をアップしていました。

 


非日常は自分でつくる【第560回】あぎるラジオ【2020年1月】

 

内容としては、「非日常ってなんぞや?」というお話です。非日常を感じられるものというと、クリスマスや正月といった季節ごとの行事とか、お祭りといった、その土地独自の風習などが一般的ですよね。あとは、自分が行ったことのない遠い場所に行ってみたりとか、それも非日常を感じる方法として、よくあることです。

 

でも別に、正月であったり、花火大会であったり、ハワイであったりしなくても、非日常は得られます。家の近所にある行ったことのないお店にいってみるだけでも、非日常的です。自宅にいるとしても、新しいことを初めて、それで心がときめくならば、もう非日常です。クッキーを焼いたことのない人が、クッキーを焼いてみるとか。

 

非日常とは、人それぞれの年齢や個性とも関わる、とても個人的なものだと思います。子供の頃は、そこらへんを自転車で走り回るだけでも非日常を感じ、年齢と共に行動範囲が広がれば、その先に非日常が待ち受けているという期待を感じる。また、その人の行動のスタイルによって、何に非日常を感じるかも違う。要するに非日常とは、その人のセンスそのものなのでしょう。

 

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それと、あぎるさんの動画の中で、「土・日・祝日に会社が休みの人は、その休みの日を好きになるけど、水曜とか木曜日が休みの人は、水曜とか木曜が好きになる」という事を話されてるんですが、面白いなと思いました。この感覚、私には実感があります。

 

私は20代の頃、完全週休二日制の仕事をしていたので、土日祝日がやっぱり好きでした。日曜の夕方、サザエさんを観ながら、「明日また仕事かぁ~」と、気落ちしましたね。その当時、平日は「トンネル」のようなものでした。「平日のトンネルをくぐって、次の土日へ向かう」みたいな感覚を、延々と繰り返している感じです。

 

30代で介護職に就いてからは、シフト制の就業形態でしたので、休みが取れる日が安定しませんでした。20代の若い職員は友達と遊びたいので、土日に希望休を入れますから、逆に平日の方が休みが取りやすいわけです。で、もっぱら、水曜日とか木曜日の休日が多くなりました。

 

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結果的に、これはとても良かったです。なんせ平日ですから病院もやってますし、体調が悪ければ受診できる。どこかへ出かけるにも平日は得をします。美術館や映画館も平日は空いていて、快適です。しかも、平日の特別プランみたいなものがあり、ちょっと割引になったりもする。で、すっかり平日の味を占めたわけです。

 

現在私は、平日も休日も関係ない生活です。無職期間が長くなると、「平日は人の目を気にしてしまい、外に出れない」なんてことがよく言われますが、私にはそれがありません。いつでも好きな時に出かけられます。「日常」と「非日常」のパターンが、その人の意識の中で固定されていて、「平日=仕事」と強く結びついてしまうと、平日に外で身を晒す資格がないように思えてしまうのでしょうか。

 

改善方法としては、やはり、「平日に出かけて得をする経験をすること」でしょう。空いている映画館で悠々と映画を観る。空いている美術館を満喫する。空いている動物園や遊園地を独り占めする。空いている電車に乗ってどこまでも行く。自分の行動で平日の「旨味」を味わうのがいいと思います。