口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

僕と居座りませんか。

ログ。まあ、なかなか難しいもんですよね。何を書いてもいいはずなのに、書いているうちに自分のスタイルが出来上がってしまい、自然とそれに忠実になるのを求められるような。ファンが付いてしまえば尚更です。自分のこだわりと、他者の評価の板挟みとなり、その人にとってキャパオーバーな状態となれば、ブログがなかなか書けなくなってくる。

 

こだわりなんて無い方がブログは続きます。その日の朝昼晩、自分が食べたものを書くとかね。ただ、少なくとも私が普段読んでいるブロガーの方で、純粋な日記を書いている人は珍しいくらいで、多くの人が日記以上のものを目指しているわけです。

 

みんなで同じ場所を目指しているわけではないですが、抽象的には、皆それぞれの目標があり、黙々とそれに取り組んでいる感じ。あれですね。スキー場に似てます。スキー場に行くと、当たり前ですが、みんな滑っています。上手いとか下手だとかはお構いなしに、入り乱れているわけです。

 

スキーを習得したかったらとりあえず、山の上にあるスキー場に行かないといけません。で、転んだり、雪に埋もれたりしながら、少しずつ滑り方を覚えるしかない。自分のすぐ隣には上手い滑りをする人が、わんさかといる。そんな中、ほとんど醜態といえる姿を晒しつつ、滑りを覚えていくわけですが、それに耐えられず、すぐ山を下りてしまう人もいるでしょう。

 

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「情けないな~」と思いつつも続けられる人なら、やがて不器用でも滑れるようになる。自分のイメージとは程遠いものの、その端っこくらいは掴んだ気になる。すると、習得にも力が入ります。何度も何度も滑っていくうちに、「今日の滑りは良かったな」と思える時が来る。さらに何度も滑るうちに、「今日は良かった」と思える頻度が高まっていく。

 

それなりに滑れるようになったある日、「今日はもうちょっと山の高いところに行ってみるか」と思うわけです。で、行ってみたら、次元が違うような上手い滑りをする達人が、わんさかといる。そこで、それなりに自分に自信を持っていた人は、新たなスタート地点に立たされる、と。

 

山を下りるか、山に残るか。ブログも似たようなものだと思います。山を下りてしまえば、スキーと無縁になるように、ブログ更新を諦めてアカウントを消去してしまえば、ブログとは無縁になる。それは人の自由ですけど、私はもったいないなと感じる時がある。アカウントさえあれば、書ける時にまたいつでも書けるわけですし。

 

その場に居続けるかどうかは、重要な選択肢だと思います。今は上手く滑れなくても、滑りたいと思ったその時のために山から下りずにいることは、きっかけをすぐ行動に移せる環境があるという事です。ブログも同じで、「あ~、書けないな~、更新できないな~」と思っても、「ここにいる資格はないかも」などとは考えず、その場所にのんびりと居座り、カレーを食べたり、温泉に入ったりしてその機会を待つのは、悪くないと思いますよ。