口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

母の味付けを学ぶ。

 

うべはテレビで緊急事態宣言の発令を眺めてました。どうなることかと緊張しましたが、内容的には強制措置もないし、単に「もっとみんなで自粛しましょうね」的な感じで拍子抜けです。でも、休業要請を受ける業種一覧を見たら、「あちゃ~」と声が出ましたね。都会の観光業はマジでどうなっちゃうんだろう……(*_*;

 

まあ、心配なんていくらでもできてしまうから、キリのいい所で切り上げて、それぞれが今やるべきことに目を向けた方がいいでしょうね。私も履歴書を書いたり、シャツにアイロンをかけたりして、いつでも万全な状態で面接を受けれるようにしておりますです。で、それ以外の時間は何をしているかというと、読書とか、筋トレとか、昼寝。それから冷蔵庫に食材があれば料理もします。

 

自分の料理歴は20年ぐらいですか。ひとりで初めて最初から最後まで作った料理はベタですが、カレーです。カレーを覚えればシチューやポトフも作れるようになるし、肉じゃがとか筑前煮にも応用できるし、起点としてはいいですよね。それから麻婆豆腐とかチャーハンを、市販の調味料を使って作れるようになり、あとは普通に野菜炒めなんかも習得して、レパートリーは増えていきました。

 

色々作れるようになったのはいいですけど、得意料理がありません。「これぞ私の自慢の一品」みたいなのが無い。カレーに使うスパイスに多少こだわってみたりしても、結局出来上がるのはいたってフツーのカレーなのです。最近ようやく、揚げ物を揚げられるようになったので、そっちの方面が得意になれば、自慢できるものが作れるかもしれませんね。

 

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今年に入ってから、どういう心境の変化か、母親から料理の味付けを学んでいます。母が作った料理を食べて美味しいと思ったら、これはどんな味付けをしているのか教えてもらうのです。それから、母親が料理しているのを眺めて、どんな調味料をどんなタイミングで使っているかとかを観察したりもします。

 

私が自分の料理に自信が持てないのは、味付けが原因かなと思うのです。そんな崩壊したような味付けではないはずですが(家族は普通に食べてくれます)、料理が上手い母親の手料理と比較すると、どうもイマイチというか、なにかが足りない感じがするんです。だったら、その母親から味付けの仕方を教わればいいじゃないかと普通は思いますよね。しかし、そういうことをしないまま年月が経ってしまって、今ようやく教わっているという有様なのです。

 

驚いたのは、私と母親で調味料の量とか種類が全く変わらないこと。ただ、塩を振ったり、醤油をかけたりするタイミングが違うだけです。それだけで風味に差が出るんだなぁと感心するばかりです。あと、私が一品作る速さで、母親は二品作っているという、その手際の良さとスピードに唖然とさせられます。

 

こんな近くに凄い先生がいたというのに、私はのうのうと母から出された料理をパクつくばかりで、なんにも学び取ろうとしていなかったのです。なんたることでしょうか。まったく勿体ない時間を過ごしていたと思わざるを得ません。ということで今更ながら、母親が夕飯の準備をしている後ろで、一生懸命メモを取ったりしているのです。ほし家の味を未来に継承するため、毎日勉強の日々でございます。