前回、世界の手洗い動画をまとめた記事を投稿してから、1か月が過ぎました。この記事を作ったときは、7都府県で緊急事態宣言が出されるなんて、予想していませんでした。私もまだ、呑気に東京へ遊びに行こうかなんて考えていたのです。
このところ、YouTubeで世界の手洗い動画を眺めるのが半ば趣味と化しているのですが、ここ1か月ほどで動画数がドーンと増えた印象です。それで、今回も引き続き、独断と偏見で厳選した「世界の手洗い動画」を紹介させていただきます。もしよろしければ、手を洗いながらご覧になってください。パソコンが泡だらけになるのは自己責任ですのであしからず。
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Wash Your Hands with Baby Shark | Prevent the virus | Baby Shark Hand Wash Challenge
↑海の生き物たちが人語を話し、水中で歌い踊りながらハンドソープで手を洗うという、想像を絶する光景が繰り広げられる動画。君たちは海洋汚染にみずから加担していることに疑問を抱かないのか。あと、水中で普通に手を洗える流体力学を無視したハンドソープっていったい何なんだ。こういう、いちいち細かい事ばかり気にしてるから、俺は出世ができないんだな……。
Ghanaian invents sensor hand-washing sink from scraps
↑最初見た時は、なんだかよく分からない映像でしたが、何回か観ているうちにその凄さが分かる動画。こちらの男性、「ソーラーパネル付きの自動水栓」を自作したようなのです。映像を見ると分かりますが、手がセンサーに触れてから数十秒後に、自動的に水が流れる仕組みになっているのが実に啓蒙的。しかもソーラーだから、太陽の光がある限り使えるぞ。凄い。デザインもイカす。我が家にも一台欲しい
Aseptic Technique: Handwashing (CDC, 1959)
↑ずいぶんとレトロな映像ですが、1959年製のようです。昭和34年といえば、キューバ革命が起こった年。特に手の洗い方に関して、現在と変わっているところはありません。医療従事者向けらしく、肘まで洗っています。この水道の蛇口がお洒落で衛生的ですね。日本だとあまり見かけないデザイン。この女性のファッションもいいですね。レトロな看護服。不思議の国のアリスみたいな感じだ。おっさんも着てみたいよ（爆）。
Fighting Coronavirus with Soap
↑洗剤を使って手を洗う事で、ウィルスの感染予防にどのような効果をもたらしているかを、分子レベルで紹介した動画。見ごたえがあるんですが、やや閲覧注意です。背中がぞわっとします。しかし、こういうミクロの世界の映像を見ていると、ごくごく小さな世界が、世界の大きな局面に作用していることを不思議に思いますね。我々は巨大な宇宙からの影響も受け、かつ極小の世界からの影響も受けている。スケール感に関してあらためて思いを馳せるきっかけになりそうです。
↑ピコ太郎も新しい動画を投稿しています。「ピコ太郎懐かしいな～」と思ったんですが、ブレイクのきっかけになったのも、つい3年前の動画なんですよね。懐かしいと思う次元にもいろいろあります。短い動画ですが、ありとあらゆる手洗いのテクニックが凝縮されているので、瞬きをしないでご覧になってください。
↑最近うちの母がスマホでなんかずっと眺めてるので盗み見たら、この動画を観てました。ちなみにうちの母はニノが好きなようです。個人的にはTOKIOバージョンを見てみたい。ロケ地は絶対DASH島になるでしょうが、真水の確保が難しいですからね。反射炉をうまく活用してもらいたいです。
↑手洗い動作×ダンスミュージックの親和性って、実はなかなかいいんじゃないでしょうか。そうだ、日本で昔パラパラが流行ったけど、あれと合わせたらバッチグー（死語）なんじゃないかな。なにか重大な局面の中にあっても、踊る余裕を持つというのは大事な気がしてきました。鬱屈したら踊りと意識を紐づける。踊っているうちに光が見えてくる。そういう文化があると強い気がします。
