口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

乱世に自分の城を建てる。

 

レビ番組も総集編が増えてきました。そりゃ新録なんてなんてできる状況じゃないから当たり前ですな。プリキュアも延期だそうです。ああ、なんということでしょう。これではどうやって今後の乱世を生きていけばよいというのだ。

 

www.huffingtonpost.jp

 

こうなったらもう、テレビはニュース番組などを除き、過去のアーカイブ映像を流すメディアにすっかり変わるのかもしれませんね。それに代わる新しい映像コンテンツは、すでに動画投稿サイトに、芸能人やアーティストが自分で撮った動画を投稿するのが普通になっているから、それがさらに加速するんでしょう。となると、いわゆる「看板番組」みたいな、芸能人を囲い込んで高視聴率を取るような番組自体が廃れていくかもしれません。

 

映像の配信者と、そのファンとの関係性が濃いコンテンツが多くなり、「一般受け」という言葉自体、存在感を失っていくのでしょうか。例えば、好きなアイドルのメンバー全員が、ひとひとり自分の動画チャンネルを持ち、それぞれが毎日動画を配信するとしたら、それを追うだけで時間が無くなって、他のコンテンツに目がいかなくなりそうですしね。

 

いや、もう現時点でそうなっている人だって、たくさんいると思います。今後、テレビを見限って動画サイトを眺める習慣性を持つ人がさらに増えてくるとすれば、視聴率なんてものは、死語になってしまうかもしれません。メディアのあり方が変わっちゃいそうだなぁという予感が凄いです。

 

逆に、コンテンツを自作する人も増えてくるでしょう。動画サイトへの投稿はもちろん、ブログの投稿を始める人もいるでしょう。私は良いことだと思ってますが、見方を変えるとライバルが増えることでもある。動画投稿やブログで稼ぐことを目的にしている人は、競争相手が増えます。有名芸能人がユーチューブに進出したら、あっという間に席巻してしまったように、昔からコツコツやってきた古参ほど、戦々恐々とすることになるかもしれません。

 

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まあ、それは一部のやり手の人の話。日常的な楽しみのためだったら、気にせず好きなようにやればいいだけです。私ものんびりとブログを続けているわけですが、まあまあ充実しているなと実感しています。思うに、ただコンテンツを受け取るばかりの立場だと、意識のバランスを崩しやすい気がしますね。世の中にコンテンツの量が増えれば増えるほど、そうなっていくんじゃないかなぁと。

 

そうすると、意識が崩れないように、こちら側もしっかりとしたものを基点としておく必要が出てきます。あんまりうまい例えでもないですが、「自分の城」みたいなのを建てて、そこへ籠城しつつ、色んなものを観察するようにすればいいんじゃないかと。「自分の城」というのが、つまり自分の作ったコンテンツであり、そこから風景を眺めると、他にもたくさんの人が建てた城が見えるわけです。

 

そういった基点が無いと、他の人が作った城を巡る「旅人」になります。立場としては観光客的な気楽さがありますが、実際の旅と同じように、巡れば巡るほど疲れてくる。疲れたら休んで、また巡る。これを繰り返すことになるわけですが、それが旅人を蝕んでいく事にもなりうる。

 

しかし、自分の城を建てれば、そこで気長に旅人を待つという立場に変わることもできます。また、城を建てると、そこで色々とやることがあるわけで、自衛力が保たれます。自分の興味で始めたことに集中する時間は、ただ当てもなく何かを巡るよりも、やりがいが感じられるのではないでしょうか。もちろん、人それぞれ感覚が違うので、それが必ずしも正解というわけではないと思います。

 

おお、長くなったのでそろそろまとめると、コンテンツを作る側となれば、そこを訪れる人の数だけ新鮮な経験をする可能性があり、それが楽しみにつながります。なかなか外に出れなくて、新しい体験に飢えてるな~と感じる人は、これを機会にコンテンツの自作をおススメします。