近所のスーパーやドラッグストアに行っても、マスクは売ってないし、除菌スプレーも売り切れでした。ハンドソープも売れ切れてるところが多かったです。ところで、面白いことを発見したんですよ。ハンドソープがすっかり消えているその向い側が、シャンプーとかが並ぶ入浴用品の棚だったのですが、ハンドソープとそっくりな形の容器に入っているボディソープが全く売れていなくて、ぎっちりと棚に揃っていたんです(笑)。
これなんかは盲点なわけですよね。ハンドソープを買う事にこだわりすぎて、その代用となり得るものには気付かなかったりもする。まあ実際にボディソープで手を洗うと、泡立ちが良すぎて凄いことになったりするんですが、そこは量を調節すればいいのでさして問題はないと思います。
もしかしたら他にも代用できるのがあるんじゃないかと探してみました。すると、実際に使えそうなアイテムをいくつか見つけることができました。そのとき私が欲しかったのは、除菌用のアルコールとか、ウェットティシュに代わるものだったんですが、完璧とはいえなくても、その役割をある程度果たしてくれそうなものは十分見つかりましたよ。
それで今回は、そんなこんなで見つけた「隠れ除菌アイテム」を紹介させてもらおうかと思います。正規品が入手できないなら、他の物で代用すればいい。こう書くとなんだか戦場で生きのびる知恵みたいですな。
①クルマ用のウェットシート
これはバイクなんかを拭くのに普段から使ってます。ホームセンターのカー用品の棚で見かけますね。買うのはなるべく枚数が多くて安いもの。あらためて裏面を見てみると、これはエタノールと防カビ剤配合とのことで、除菌効果を謳っております。シートの感触は厚手で、さらっとした使い心地です。
試しにスマホとか、パソコンのモニターを拭いてみましたが、違和感なく使えました。界面活性剤のせいなのか、使い終わったあと指先が急に荒れたような感触になりましたが、手を洗ってハンドクリームでも塗っておけばいいでしょう。モノには使えますが、手を直接拭いたりするのには使わない方がいいでしょうね。
②クルマ用の消臭スプレー
これもカー用品の棚で入手。除菌・消臭・ノンシリコンと、堂々表記されています。カー用品だけあって、香りはやや強めです。これも人体に直接使うのではなくて、ドアノブとか、テレビのリモコンみたいな、人の手が触れやすい場所に噴霧し、そのまま放置して乾燥させるといいんじゃないかなと思います。
もう一度言いますが、独特の芳香があるので、食事の前にテーブルを除菌するのに使ったりするのは、やめといたほうがいいでしょう。カー用品はけっこう使えそうなものが多いので、今後もウォッチしていきます。
③アウトドア用のウェットシート
ホームセンターで、アウトドア用のクーラーボックスの間に挟まるようにしてひっそりと(隠していた)置いてあった、バーベキュー用のウェットシート。キャンプなんかで、使い終わった皿とかを拭くのに使うものですが、これは直接手を拭くのにも使える万能品です。というか、普通のウェットティッシュよりも「ちゃんと手を拭けている」感じがします。
シートの生地はかなり厚めで、テーブルを拭いたりするのにも使えます。上で紹介したクルマ用のウェットシートと比べると、肌に優しい使い心地ですね。いずれにせよ、ホームセンターは探求のし甲斐がありますねぇ。
④トイレの消臭剤
トイレの消臭剤というと、嫌な匂いを消すだけと考えがちですが、成分表を見ればエタノールが入っており、使用方法にも除菌効果があることがしっかり記載されてたりします。使用後の便器だけじゃなく、水を流すレバー、ドアの取っ手など、人の手が触れやすい場所には噴霧しとくといいかもしれません。
トイレ以外で使うとなると、その香りがネックです。「お前の家、いきなりトイレの匂いするんだけど」みたいに言われたらショックですしね。まあ無香料のものなら、玄関のドア周りなどにも使えなくはないと思います。もちろんスプレーなので、火気と高温には注意です。「汚物は消毒だぁ~!!」ごっこはしないでください。
★★★
ま、今回はこんなところです。意外と別なジャンルの商品で代用できるものが見つかったり、使用方法を改めて眺めてみると新たな発見があったりするんですよね。あとは、特定の商品にこだわらずに、店の中をしらみつぶしに探して回ると、代用の利くものが見つかったりもします。
「あれが無いからもう駄目だぁ~、ちくしょ~、みんな死にやがれ~」などと簡単に諦めるのではなく、丁寧に探して回れば、ちょうどいい素敵なものが見つかるかもしれません。求めよ、さらば与えられん。
※また何か使えそうなものを見つけたら紹介させてもらうかもしれません。