口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

通勤手段を模索中です。

 

こんところは毎朝6時に起き、朝ごはんを食べ、80年代の洋楽を聴いてテンションを整えて、7時半くらいに家を出るのがパターンです。

 


Heaven Is a Place on Earth

こんなベタなのを聴いております。それはいいとして、今は通勤手段の模索中です。通勤手段というと、私の場合は徒歩、自転車、市営バス、バイクの4つから選ぶことになるのですが、徒歩と自転車なんて時間がかかるうえに、このクソ暑い時期は論外。従ってバスかバイクになります。ただ、この二つは通勤中の風情が正反対になるわけでして、悩みどころです。


まず、バスの良いところですが、当然のことながら、乗っている間に色々できるのが魅力的ですよね。最後尾の席に座って、乗客の後頭部をじいっと眺めたりできるし、スマホを眺めたり本を読んだりもできます。仕事を始めると、どうしても時間を食われますから、バスに揺られてる時間は絶好の空白時間です。はてなブログを眺めてスターを付けたりと、活用のし甲斐があります。


しかーし、しかし。バスは嫌な所もわんさかあります。まず、バスの出発時間に縛られること。このバスが出るから、どうしてもこの時間には出なきゃならないという微かな緊張感が、朝からまとわりつくのがちょっと苦手。もうひとつは環境。朝からバスの中が人でぎゅうぎゅうで暑苦しいなんてのは最悪。それからもちろん、道路状況の影響も受けやすい。通勤ラッシュ中の渋滞に巻き込まれて、時計をチラチラ眺めながらジリジリと遅刻の心配をするとかも、嫌ですね。

 

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じゃあ、バイクはどうかというと、悪い面から先に言いましょうか。雨に濡れます。夏は暑くて冬は寒いです。ヘルメットを被ると、せっかく整えた髪型がぺしゃんこになります。事故を起こしたら死にます。そう、あっけなく死ぬのです。が、バイク通勤はそれでも非常に魅力的です。


というのは、バイク通勤は趣味性が高く、感受性に訴えかけるものが多いんですね。少々暑かろうが、風の匂いを感じながらバイクを運転するのはいつでも最高です。行きたくない仕事を真ん中に置き、その左右を大好きなバイクで挟むことで、「バイクに乗れるなら仕事に行けるぜ」みたいな感覚になります。


バイクに乗ることで、通勤にまとわりつく憂鬱な感覚を多少は吹き飛ばせます。通勤時間がちょっとした旅に変わるのですよ。四季の移ろいを体全体で受け止め、なにかが充実した感覚で会社の自動ドアをくぐることができます。その後はまぁ、じりじり消耗するわけですが、「帰りもバイクに乗れるんだ」という期待が、ちょっとしたお守りになってくれる気がします。


現在の通勤時間は片道だいたい30分ですが、100日会社を往復すると、その合計は単純に100時間です。これってなかなかですよね。有意義って言い方はあんまり好きじゃないですが、なんかこう、通勤もパーソナルなものにしたいというか、自分の趣向につながるものでありたいって感覚は常にあります。