口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

分からない時は保留でお願いします。

 

問に思った事や、なんとなく分からない事をネットや本で調べて、その内容をブログの記事にしている人がいますよね。そういうのを読んでると、何かを調べようとするその動機とか、実際の調べ方に関して、勉強になることが多いです。特に今年に入ってコロナウィルスが流行っているので、ウィルスに関する情報を集めて、それをよくまとめている人の記事は目を通すようにしています。


ただ、中には変わった人もいて、「コロナウィルスは実は存在しない。あれは陰謀だ」みたいな主張をする人がおり、証明になる情報を集めている人もいたりします。で、不思議な事に、特殊な主張に合う情報って案外ちゃんと見つかるんですよね。世の中には同じように陰謀論でコロナウィルスを捉えている人がいるので、ソースとして同じような主張をする本やネット記事を紹介しつつ理論武装をするというのは、まあよくある流れでしょう。


主張が正しいか正しくないかはとりあえず置いておいて、そもそもの話ですが、情報を集める時に、結論から情報を集める人がいます。つまり、「あれは絶対にこうだ」みたいな、本人の中で結論は固定されていて、それに見合った情報を集めてくるだけで満足しているような。というか、そっちの方が今や情報収集の方法では主流ではないですか。


そういうお前はどうなんだと言われそうですが、私もついやっちゃうかもしれません。自分の行きつけのお店なんかは、依怙贔屓したくなるじゃないですか。そこの店の評判を食べログみたいなサイトで見ると、「スープがまずい」だのとコメントが色々書いてある。くそ~、お前にあそこの店の何が分かる。自分の気にくわないコメントは無視したい。けど、実際どうなんでしょう。ほんとにスープがまずかったのか、その人にとってスープがまずかったのか。

 

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情報をなぜ調べるかというと、究極的にはその人の中での結論を変えるためでしょう。けど、世の中には答えがいっぱいありすぎます。どれを選んだらいいかさっぱり分かりません。そういう時に、大きく二つの対処法があると思います。


ひとつはどれでもいいので、答えを選ぶ方法。「あ、もうこれでいいや」と、目についた手に入れやすいものを選ぶわけです。そこで信頼性の高い情報を偶然手に取れるのならいいですが、世の中には怪しげな方法なんかもウヨウヨしているわけで、けっこうギャンブル性の高い方法ではないかと。これがこじれると、極端な情報を信じるリンクがその人の中で張られてしまい、戻れなくなるかもしれません。


もうひとつは答えをいくつか眺めておいて、すぐに選ばず、とりあえずは自分の中で保留にしておく方法です。いくつか自分の中で情報を保存しておく。時間が経つと、その中で信頼性の高い情報だけが息切れせず生き残ってくるので、はじめてそこで結論として採用するという方法もあると思います。世間を騒がせた炎上ネタなんかも、時間がだいぶ過ぎてから調べると、ああそういう事だったのかと、当時より正確な事が分かったりしますよね。


お、だいぶ書いたのでそろそろまとめると、分からないから調べたのに、いっぱい答えがあって逆に分かんねぇぞこりゃ、という時は、分からないままでとりあえずそのままにしておくといいんじゃないでしょうか。分からないというのは、悪い事じゃないと思うんですよ。そこを無理に分かろうとすると、罠にハマることもあるかと。はい、このあたりはテストに出ます(?)