ちゃんと仕事をし、ちゃんと疲れてるのが新鮮だなと思う今日この頃。いままでどれだけサボってたんだという話ですが。とりあえず仕事から帰ってきて家に戻ると、疲れて30分は動けません。布団の上にパタッと倒れます。
その状態でiPhoneで音楽を聴きます。30分くらいでちゃんと動けるようになるので、革靴の手入れをしたり、米を研いだりします。音楽は偉大なり。聴く音楽ですが、アップテンポの曲は論外。体と精神が受け付けません。疲れているからこそ、曲調が疲れている曲を選びます。疲労で疲労を癒すのです。
という事で、今回は勝手ながら、私が疲れた時によく聞いている曲を選んでみることにしました。選んでみると、やっぱりなんとなく疲れた感じの曲ばかりになりました。じゃどうぞ。
- ①Lou Reed‐Berlin
- ②PJ Harvey‐Down By The Water
- ③Mute Beat‐Flower
- ④Fishmans‐頼りない天使
- ⑤松崎ナオ-FlowerChildren
- ⑥Hooverphonic-Eden
- ⑦Belle And Sebastian-I Know Where The Summer Goes
①Lou Reed‐Berlin
とりあえず疲れた時は体と心がルーリードを求める。ルーリードなら何でもいいんですが、よく聞くのはこの曲です。彼の曲ではわりかしビートが効いてる方ではありますが、あんまり音量高くしないで聴くと回復します。
②PJ Harvey‐Down By The Water
水に沈んでいくような印象の曲ってたまにあると思うんですが、自分の中ではこれが筆頭です。この曲のミュージックビデオでは実際に歌っている本人が水に潜ってますし。疑似潜水的な効果があるのでしょうか。綺麗な水じゃなく、表面に色々浮いてる水に沈むスリリングな感覚ですが、回復します。
③Mute Beat‐Flower
Mute Beat - Flower (1987) FULL ALBUM
曲というかアルバム。ミュートビートという、80年代を席巻したダブバンドのアルバムです。とにかく曲調が厳しいです。今日あった嫌な出来事が、疲労感と共にぐるぐると回想されるような曲ばかり。でも、不思議と回復します。荒治療的。
④Fishmans‐頼りない天使
疲労感を自然に纏いつかせたまま踊ってるようなバンドっていたりするもんですが、フィッシュマンズはそんな印象が特に当てはまる感じがします。間違いなく回復します。これからもよろしくお願いします。
⑤松崎ナオ-FlowerChildren
松崎ナオさんといえばNHKの番組のテーマソング曲が有名ですが、私はあの曲を聴いて感動して、後追いで彼女の曲を聴くようになりました。心地よい疲労感を伴った追憶のようなものが胸に迫ってくる感じ。とてつもなく回復します。いつもありがとうございます。
⑥Hooverphonic-Eden
Hooverphonic - Eden (Official Video)
洋楽→邦楽と来てまた洋楽。フーバーフォニックというベルギーのバンド。結成から今年で25周年です。バリバリ現役です。全てをやり切った後の余韻のような印象の曲。とにかく疲労感に効く上品な曲だと思います。
⑦Belle And Sebastian-I Know Where The Summer Goes
最後にこの一曲。ベル&セバスチャンというバンドの最新アルバムから選びました。「今年聴いた曲のベストは?」なんて音楽情報誌のインタビュー的な事を聞かれたら、これを選ぶかもしれない。ああ、今年の夏も終わりましたねぇ。ふああ。なんか眠くなってきました。じゃあまた来年お会いしましょう。