口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

芸能を自前で用意する世界観。


ログを始めて以来、常に取り巻かれている感じがします。ああそうなんですか。で、それはなんでしょうかと聞かれたら、それはつまり、「あなたの芸を披露してみなさい」という手引きというか、誘いのようなものが、自分の周囲をぐるぐるしている感覚です。


今年は交流のあるブロガーの方が、ブログにとどまらず色々なされ始めるのが目立ちました。特に生声を披露するのが斬新でしたね。この人ってこんな声してるのね~と分かったりして、すると普段ブログを読むときも、脳内変換でその人の声で文章が再生されたりする。相互作用が出てきますね。


で、ちゃっかり流れに乗って、私もつい企画なんかに参加し、べらべらと恥じらいもなく話したりしました。参加しながら実感として思うのは、機会さえあれば自分を披露したいし、実際に披露できる人たちが結構いるんだなということですね。誰にでもその人なりの「芸能」が存在していて、その人に合った場所でならそれを披露できるのだろうと思いました。


まさに今は、そこを狙ってサービスをつくる百花繚乱的な時代に入っており、実際色んなアプリが続々出てきているんでしょう。私の界隈ではRadiotalkが流行ってますし、YouTubeでもTikTokみたいな短い動画を投稿するサービスが始まるみたいです。芸を披露させる敷居がどんどん低くなってるような気がする。


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書いていてなぜか将来が心配になってきましたが、とりあえず「芸能は自前で用意する世界観」が浸透するんでしょうか。すでに使い古された言い回しですが、芸能人と一般人の差が消え、どちらも両者に足を踏みこんでいる状態がさらに深甚となっていくのでしょうかね。「芸能人」だって自分で用意できるというか、すでにそうなりかけてるような。友達が芸達者なら、その人が作ったコンテンツを眺めてれば満足できそうですし。


それに自分だって生活の合間を縫い、芸の披露のための準備やら勉強やらで忙しくなるかもしれない。すると、自分とその関係者の間での芸能を維持するのに時間を使うので、なかなかその他の芸能に構っていられなくなり、離れ小島の如くそれぞれがそれぞれの芸能に籠もりながら、ぷかぷか浮かぶ島の数だけが増えていく。みたいな妄想が浮かぶんですが、ちょっと考えすぎかも。


と言いつつさらに妄想を続けると、中間地帯はますますカオスになるような。芸能は芸能でも、ある血筋とか伝統、特殊な技術に根差した芸能はくっきりとその存在を示すけど、そこまでいかない芸能はこれまで以上にぐじゃぐじゃした混沌に溺れることになる。そんな世界観になるのでしょうか。どうしてくれるんですか(?)


ああ、最後に私事ですが、サボっていたRadiotalkを再開しようかなと考えています。これまではバイクの走行音なんかを吹きこんだだけのふざけた内容でしたが、今後、当ブログの「出張ラジオ的」な感じで、過去記事を掘り下げられないかなぁと考えてます。と言いながらやらなかったりして……(;^ω^)