今週のお題は「運動不足」ということですが、今のところ運動不足は感じてません。正直言うと「運動不足」っていうのが私にはよく分かんない感覚です。運動不足になるとどんな感じになるんですかね。体が運動をしたくて仕方がなくなる焦燥感みたいなものが出てくるんでしょうか。
運動不足がいまいちよく分からないのが、自分でもよく分からない。日常的に運動量が足りているから運動不足を感じないのか。そもそも体力が少ないので、ただ普通に生活しているだけでも十分な運動になっているからなのか。どっちかというと後者っぽい感じがするんですが。
運動不足を感じたことがないのは、得してるのか損してるのか分からない。体からそういうサインが来るのは、便利といえば便利な話ですよね。「お前、このまま運動しないと死ぬよ」なんて体に教えられれば、誰だって運動するでしょうし、怠惰の限界値が感覚として分かれば、それ以上は落ちずに済むわけですから大事ですよ。
特に運動不足を感じてなくても（知らなくても）、ランニングだったり筋トレだったり、運動の習慣に関することを書いてるブログを読んで、私も「筋トレやるかぁ」なんて急にやるわけですが、三日坊主どころか半日も保たない有様です。だめですね。運動の習慣も、歯を磨くとか洗濯物を干すみたいに、自分の生活に難なく溶け込めるようになってこそ習慣であって、それまでの習慣の流れに無理やりぐいっと押し込んでも、ぷっと吐き出される感じで、除外されてしまうみたいなところがあるんじゃないかと。
一応、そんな自分にも運動の習慣みたいなのはあります。ずいぶん前に書いたんですが、祖父が生前、剣術を習っており、その時に使っていた武器がまだ家にごろごろ転がっています。それを気が向いたときに振りまわすのが、私の運動習慣です。
とりあえず木刀がいっぱいあります。いっぱいありすぎて何本か処分して、まだ5本ぐらいあります。それが家の色んな所に置いてありまして。傘立てに立てかけてあったりもします。玄関先に蜘蛛の巣が張りやすいんで、その木刀で取ったりするんです。
例えば居間でくつろいでいて、なんとなく視線の先に木刀が目に入ると、「お、振るか」という気分になって振ります。振るって言っても、そこは色々と型がある。基本的には、以前自分が習っていた居合道の流派である、無双直伝英信流の型にのっとったものです。
こういうのですね。これの座ってやる技じゃなくて立ちながらやる技をやります。やる時は当然ですが、天井や壁にぶつけないように気を付けます。木刀をふる場所によって、練習する技を切り替えますね。広い部屋では大きな動きをする技。狭い自分の部屋なんかでは、あんまり動かないで済む技なんかをやります。
運動習慣の極意なんて偉そうな事はいえませんが、とりあえず道具から用意して、それを自然と使いたくなるようにするのがいいんじゃないかなと。そこはランニングシューズだったり、ヌンチャクだったり、人によってグッとくるものは違うんでしょう。あ、もし希望される方は木刀をお譲りいたします。お問い合わせフォームに、住所氏名年齢スリーサイズを記載のうえ
