故障したバイクを預けたバイク屋さんから連絡があり、バイクを引きとりに行きました。見た目もピカピカに、なってるわけじゃなくて別に変わりなかったですが、ちゃんとパンクも直ってるし、エンジンオイルも交換してもらったし、帰りの走行感は非常に良かったです。ありがとうございました。
せっかくバイク屋さんに行ったので、新しく入ったバイクの機種なんかも眺めてきたんですが、いやぁ、またまた欲しいバイクが出てきてしまった。これです。
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これも一応、スーパーカブの一種です。新聞屋さんのカブとはビジュアルが隔たりすぎてますがね（笑）。ちょいと専門的な話になりますが、前身であるハンターカブという車種が約30年前まで販売されていて、生産終了後もその人気の高さから、中古市場でも高値で取引されているバイクだったのです。で、2020年6月に待望の現行モデルが発売されたという流れです。
積極的にお金を貯める理由がまたひとつできてしまいました（笑）。実を言うと、今すぐ買おうと思えば買えます。でも、改めてお金を貯めて買った方がいいなぁと思うのでそうするつもりです。というか、なにかが欲しくてお金を貯めている時間が好きなんです。その間は前向きな気持ちが持続したまま生活できますからね。一種の信仰生活のようなものです。
そんな時間を重ねて得たお金でいよいよ買うとなると、その瞬間は最高です。誰にも文句の言われようがない、晴れ晴れとした気持ちで買うことができる。でも、その積み重ねが無いと、買った直後によく分からない背徳感に襲われます。なんとなく身の丈に合わない事をした気がして、不安が残ります。
結局、私は支払いをするのに「由来」が必要なんだなと。たまたお金があるだけでは駄目で、その支払いをするにあたり、自分のそれまでの行動の蓄積もセットで支払うことで昇華されて、気持ち良く物を手に入れることができるんだと思います。
だからたぶん私、富豪なんかにはなれないと思うんですよね（笑）。いやまぁ、滅茶苦茶働いて、自分の働きでお金持ちになるとかは0.1%くらいの確率であるかもですが、自分がまったく働かずに何らかの幸運でお金を手に入れたとしても、そこには自分の由来を感じられないので、そのお金を使うごとに、よく分からない嫌な感じが積み重なっていきそう。万が一そんな機会があったとしても、何らかの形で細々と働きながら、それで得た以上のお金を使わずに生活しそうです。
あと、35年ローンで家を買う話とかあるじゃないですか。これ、私にはちょっと無理かもしれません。もし出来ても選択しないと思います。もし家を買うんだったら、その家の値段の二倍以上の資産形成をし、かつローンじゃなくて一括払いで買いたいです。そうじゃなければ、ローンは私にとって感覚的には呪いでしかなくなる。35年も背徳感を感じたくありません。
THE WHO - I've Had Enough | QUADROPHENIA
ダサいバイクで走りたくなる衝動は地球人の証。
