口から出まかせ日記【表】

酢の物が美味しい時期になりまして。

似合う色が分からない。

 

ローゼットを開けて、自分がどんな服を持っているか改めて確認したら、なんだか薄ぼんやりした色しかありませんでした。寒色系の色が多いです。青ざめた色ばっかり。あと、さつまいもみたいな色とか、そのへんの雑草を絞って染めたような色とかです。はっきりした原色の服はほとんど所持してません。


なんでこうなのか、当の私にもよく分からない。年齢を経るごとにこういう色を選ぶようになったのは確かですが、じゃあ、これらの色が自分に合っているから選んでいるのかといえば、そういうわけでもなくて、ひたすら無難な色を選んでいるような。正直いって、自分に似合う色が何なのか、いまだによく分かってないと思います。


知り合いと買い物なんか行きますよね。で、服屋に寄る。自分で選んだ服を試着室で着てみる。試しに「どーですかねこれ」などと知り合いに見せると、「ふーむ。31点」とか言われて、自分ではまず選ばないカラーの服をどんどん持ってこられ、「着てみよ。さすれば見違えるだろう」などと言われるがまま着てみる。確かにさっきよりは色合いの鮮やかな自分が鏡の前に立っている。でも、釈然としないんですよね、なんだか。


騙されたような気持ちで服を購入して、じゃあねと別れ、家に帰ってから改めて着てみると、やっぱり自分としては似合わない気がする。仕方なく母親に「どーですかこれ」と意見を聞くと、「いつもは風景の中に溶け込んで二度と帰ってこないんじゃないかと不安になるような色の服を着ているけど、この服なら大丈夫だね。母さんは安心しました」などと言われる。

 

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で、もしかしたら自分で似合っていないと思っているだけで、他の人から見れば似合っているのではないか。自己評価と客観的評価でギャップが生じているんじゃないかと感じて、いっそのこと疑問を挟むのはやめてこのまま着てみようかと、しばらくは知り合いがコーディネートしたとおりのスタイルで過ごすんですが、おしっこをしたあと手を洗う時に、自分の姿を鏡で眺めたりすると、やっぱりどうもこう自分には合わない色を纏ってる感じがして、結局その服は着なくなり、捨てたりとか、弟に譲ったりします。


ところが、その気に入らない服を弟が着ると、とても似合うんです。しっくりきます。私と弟で、そんなに見た目や雰囲気が異なってるわけではないですが、同じ色の服でも、私か弟が着るのとで、けっこう違ってきます。でも、もしかしたら「違う」と感じるのは錯覚で、弟に譲った服を着ていた自分は、実際は普通に似合っていたんじゃないかと考え直すことになるのです。


でも、その服を着て鏡の前に立った時に、なんか自分には似合わない色だなと感じたのは経験的な事実だし、もう一度その服を弟から借りて着たら、やはり同じことになるんじゃないかと思うんですが、譲った服をもう一度貸してとはなかなか言えず、試してません。

 

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たまにこういうパーソナルカラー診断もやってみるんですが、ピンときませんね。よく明るい原色系の色をおススメされますが、着るには躊躇する色です。でも、そこを越えないと、自分にとって似合う色を自覚できないのでしょうか。とすれば、自分に似合う色を見つけるのは、実は意地で信じ込こむこと、つまりある種の宗教に近いストイックなものなんでしょうかね。やっぱりよく分からないな。ちなみに今日はなんかアスファルトみたいな色のシャツ着てます。

 


The Drums - Best Friend

↑ダサいとオシャレの境界線がよく分からなくなるMV。