口から出まかせ日記

愛は税込。

冬の微かな幸福。

 

さの底が見えてきました。嘘です。見えた気になってるだけです。この数日で、ちょっとだけ寒さが緩んだので、そう感じるだけ。調子に乗ってるとすぐ極寒の日々に逆戻りですよ。今週末はまた寒くなるみたいです。わたくしはこたつと結婚します。


ただ、自分でも面白いなと思うんですが、最近は日中の気温が7度くらいでも「今日は暖かい日だな」と感じられます。ついこないだまで、最高気温が度なんていうと、「いよいよ冬本番だ。もうダメだ俺は死ぬ」などと考えてたのに。寒気の底に一度立てば、ほんのちょっとした気温の変化でも、確かなぬくもりを感じられて気分が綻びます。


寒い冬を乗り切るには、こういった微かな変化を感じ取ることは大事だと思っています。特に今くらいの時期から、まだ遠いものの、春に向かう自然の変化が現れてきます。それを少しずつ少しずつ、視界に入れたり、肌で感じ取りながら、次の季節への期待を募らせていく。そういう過ごし方をしていきたいものです。

 

 

変化といえば、空もそうですね。仕事が終わりかけのとき、窓の外を眺めて、真っ暗だと気持ちが沈みますが、最近はだんだんと日が伸びてきて、微かに残る夕日に染まって、鮮やかにたなびく雲を眺めながら帰ることができるようになりました。「ああ、日が伸びたなぁ」と感じ取れるだけでも、確実に嬉しいものです。

 

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話が変わって、 (id:yuki_2021)さん、という、毎日ストイックに記事を書かれているブロガーの方がおられるんですが、この人のブログ記事の中で、「小確幸」という考えについて書かれていました。

www.ituki-yu2.net


「小確幸」というのは、あの村上春樹が考えた「幸せの法則」のようなものらしいです。といってもそんな難しいもんじゃない。簡単にいうと、打ち上げ花火みたいな、一回ぽっきりでお金をたくさん使う極端な幸福を求めるよりも、生活の中に小さな幸福感を散りばめる方が、人生の基礎的な部分で幸せになれるんじゃないか、みたいな考えです。


ジョギングをした後、いつものベンチで暖かい飲み物を飲むとか。仕事が終わったら、いつもの銘柄のビールをひとりで静かに飲むとか。いかにもハルキ・ムラカミっぽいシチュエーションだ笑。でもそういう、自分だけの小さな「ごほうび」を意識的に欠かさないというのは、大人になればなるほど大事な気がします。大人の条件は、自分の好きなものを確実に知っていることだと思うので。お、これ、今週のお題達成じゃないですか笑(今週のお題「大人になったなと感じるとき」


自分から働きかけて確実に手に入る幸福を得ながら、自然の移り変わりのように、自分の意志ではどうにもならないものの変化を感じ取りつつ生活する。これは、とてもバランスの取れた理想の生活だと思います。特にいまの世の中の様に、いつもよりできることが少ない状況にある時、必要以上に気分を落とさない上でも、大事なことでしょう。


そして春を待つ。春とは、個々人にも存在するものです。もちろん夏も秋もあります。でも、もし今、自分の季節は冬だと感じられるなら、自分で自分に恵むことができる小さなものを探しつつ、微かであっても、自分の中の季節が進んでいることを実感できるように生活していけば、春は遠からずやってくるものだと思います。

ラジオもやっております。順調です。たぶん。