口から出まかせ日記【表】

酢の物が美味しい時期になりまして。

ほうきで掃除がしたくなった。

 

様のお宅には、掃除機って何台ぐらいございますでしょうか。私の家は四人家族ですが、こないだ数えたら四台もありました。つまり一人一台です。なんたる贅沢でありましょう。ただ、掃除機があるからといって、うちは貴族でも高等遊民でもなんでもない、ただの平民です。今日も朝から自分のパンツを干したりしてました。


掃除機が四台あるとはいえ、実際にメインで使ってるのは一台だけ。だいぶ前に買った海外メーカーの掃除機ですが、バルカン砲みたいな部品がくっついています。兵器として開発していたけど、途中で採用を見送り、仕方なく掃除機として再開発したみたいな感じの代物。スイッチを入れると爆音がして、その吸引力には凄まじいものがあります。


他の三台の掃除機はなにかというと、家族のメンバーが実家を離れて一人暮らしをするとなったときに持たせるため、そのへんで買った安物です。家族のうち最低誰かひとりは、常に実家を離れているような状況がしばらく続いたのですが、数年経って、なんだか暗い顔をして実家に戻ってきた際に、掃除機も一緒に戻ってきました。どういうわけか今は家族全員が同じ屋根の下に集結したので、掃除機もまた集結したわけです。


話が変わりますが、ここんところ、ほうきで掃除をするのがマイブームとなっています。ほとんど掃除機を使わなくなりました。最近はもう、掃除機なんて要らないんじゃないかと思ったりします。せいぜい、ほうきで集めたホコリを最後に吸い取るのに使うぐらいで、出番がぐっと少なくなりました。

 

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ほうきで掃除をするようになったきっかけは、新年早々、弟や父親が急に部屋の掃除をし始めたからです。大掃除なんて去年のうちにやっとけよと思いますが、掃除って急に憑かれたように始めたりするものだし、まあ致し方ないかなと。ただ困るのが、こっちはこっちで掃除をしたいけど、バルカン砲みたいな掃除機はずっと使われているし、ほかの掃除機はというと、こういう時に限ってフィルターが切れてたり、電源を押してもうんともすんとも言わずもはや臨終しているなどして、てんで使えないのです。


それで仕方なく、ほうきと塵取りを持って掃除をはじめたところ、不思議なほどしっくりくる感じがしました。なんというのか、掃除ってこういう感じだよなという、懐かしいような感覚です。そういえば、家の中でほうきと塵取りで掃除をするなんて、何年振りのことかちょっと分からないくらいです。

 

爆音がする掃除機で威勢よくゴミを吸い取るような、荒っぽい掃除の仕方に慣れていたせいか、ほうきで掃除をしていると、自分の所作が上品になった気がして、とても気分がいいことに気づきました。すっかり味をしめまして、最近は朝起きたらすぐ、ほうきと塵取りで部屋の掃除をしています。ゴミがあるかどうかはそんなに大事ではなく、あくまで、気分を静かに整える習慣として取り入れています。


ロボット掃除機をそろそろ買おうかみたいな話もあるんですか、買ったら買ったで、私はほうきで掃除を続けると思います。ルンバが辿ったところを、ほうきで掃きながら追いかける家庭内ストーカーの誕生も近いかもしれません。あと、ネットでちょっと調べたら、ほうきにも色んな材質、形状、価格帯があるものですね。今年はほうきに散財するかもしれません。

 

※今回の記事の内容に全く合致しませんが、ラジオも投稿しております。