口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

仏壇の酒を飲んだらおかしくなった話。

 

のまえ、当ブログ開設二周年記念ということで、読者の皆様にブログのお題の募集をしていましたが、お陰様でたくさんお題を頂いてありがたく思っております。しばらくこれでサボれ

star-watch0705.hatenablog.com

 

はいっ!! じゃ、さっそく頂いたお題に答えていきたいと思いま~す笑。今回はぶな郎 (id:buna-simeji)さんからのリクエストです。

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なるほど。酒での失敗談的なやつでしょうか。うーん。正直、酒で失敗したなっていう体験はそんなに覚えが無いんです。もちろん、「うげぇ~、飲み過ぎた」っていう経験はありますが、そういうのってだいたい独りで飲んでた時が多かった気がする。自分のアルコールの適量がどのくらいか見極めていた、20代中盤くらいまではよくありました。


じゃあ、誰かと一緒の時はどうかというと、だいたいいつも自分以外の誰かが先に失敗してましたね笑。で、べろべろになって訳が分からなくなった相手を介抱し、家まで送り届けたりとかしょっちゅうしてました。なので、「自分だけは最後までしっかりしてないとまずい」みたいな勝手な使命感もあり、酒量もある程度セーブしながら飲んでいた記憶があります。そんな感じなので、自分でも失敗したなぁと思う体験はだいたい、酒を飲み始めた20代初めの時期に割と集約されています。ということで、今回はその頃の話をしたいと思います。では乾杯。

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とりあえずその、20代初めの頃は酒まみれでしたね。特に大学のサークルの友人とよく飲んでました。「地域社会振興部」みたいな名前のサークルでしたが、その実態は、部室に残してあった伝統の遺産であるスーファミで遊ぶサークルでした。しかも、私はそのサークルの正式部員ですらないという笑。所属していないくせに、部室に勝手に上がり込んでくつろいだりなどしていたのです。部員からすれば意味不明な不審人物でしょう。が、そこはなんとか、ガリガリ君などを提供するなどして信頼を高めていきました。


で、どういう経緯だったか忘れましたが、私の友人の実家に、私も含めてサークルの部員4人くらいでお邪魔し、数日泊ったことがありました。けっこう山深い集落みたいなところで、敷地の中に母屋の他、いくつか建物があるなかなか立派なお宅でした。代々米農家をしていたようですが、そのころにはもう止していたようです。ゲームをやったり麻雀をやったり、近くの川に釣りに行ったり、敷地の中にある蔵の中の掃除を手伝ったり、悠々と生活してました。時期的には8月末だったと思います。


まぁ、基本楽しかったんですが、その家には謎というか、釈然としないところがありました。仏壇の位置が明らかにおかしいんですよ。仏壇って普通は仏間にあるものですよね。居間にある家もあるでしょうが、基本的に仏壇は部屋に置くものです。ただ、その家の仏壇は廊下の奥の突き当りにあったんですね。そんなに大きくない細長い仏壇です。で、その後ろに何故かドアがあるみたいなんですが、当然、その仏壇があるから開けられません。めっちゃ疑問でしたが、結局、理由を聞かずじまいでした。


で、夜中にラップ音ですかね、家中軋む音とか何かが弾けるような音がずいぶん鳴る家でした。廊下を「トタタタ」って走るような物音も普通に起きるんで、なかなかどうして、カルチャーショックでした笑。友人の方は「ま、気にすんなよ」とか笑顔で言うだけだし、まぁ、しゃあないかと思ってました。しかしこの「トタタタ」って音はどうも、廊下の奥にある仏壇の前で止まるみたいに聞こえましたね。


泊って三日目ぐらいの夕方に、友人のお爺さんとその親戚の人たちが母屋に来たんです。海で釣りをしたようで、いろいろ魚を持ってきてくれました。それをお造りにしたり煮物にしたものが夕飯にドドーンと出まして、それを囲んで宴会と相成ったわけです。私は甲斐甲斐しく料理をよそる手伝いをしてたんですが、友人のお母さんから、作ったものを廊下の奥の仏壇に供えて欲しいと頼まれ、そのついでに、仏壇にお酒が供えてあるんだけどもう飲んじゃいましょうと言われたので、回収しに行きました。


で、廊下の奥の不可解な仏壇の前でチーンと「おりん」を叩き、供えてあったカップ酒が何本かあったので回収、それをそのまんま手前の酒にして宴会に加わりました。しかし、そのカップ酒に口をつけた時に(仏壇には開けずにそのまま供えてあった)、何だこりゃと思ったんですね。飲めるっちゃ飲めるんですけど、なんちゅうか、味が妙に薄いんです。いやでも、この薄味がこの酒の売りなのかもなとか思って、頑張んなくてもいいのに頑張って飲みました笑。


で、一本飲んで、二本目に行きかけた時にもうおかしくなってました。視界が急にグラッときて、仰向けになってその場に倒れたんです。音もおかしく聞こえて、「あわわ、ぬわわわ~ん」みたいな、周りでみんなが騒いでるのは分かるんですが、自分だけ水中にいるみたいな感じで、なにがなんやら分かりません。で、体を誰かに起こされて、部屋を出て廊下を運ばれていく感覚が残ってて、その廊下の奥に例の仏壇がぼんやり見えたのを覚えてます。で、隣の部屋で座椅子みたいなのに座らせられて、なんか冷たい感触が首元とかおでこに当たり、それからだんだん視界が元の鮮明さを取り戻していった感じです。


「何があったの」と友人のお爺さんに聞かれて、例のカップ酒の事を話したんですね。で、隣の部屋から残りをわざわざ持ってきて、お爺さんが私の眼の前で蓋を開けて飲みだしたんですよ笑。そしたら、「こりゃあなんか変な味だな」ということになり、結局そのまま全部流しに捨てたようです。「救急車呼ぶかい?」と心配されましたが、15分ぐらいしたらけろりと治ったので、また宴会に戻りました。


結局何だったんでしょう。急性アルコール中毒というなら、短時間にアルコールを大量摂取しなければ発生しません。ちびちびと、味のおかしい酒を舐めるように飲んでいて起きるもんでしょうか。さっぱり分かりません。ネットで検索すると、ビールをグラスに注いで、仏壇に供えて手を合わせてから改めてビールを飲んだら何故か、風味が抜けていたなんて体験談が投稿されていたりしますが……。


うーんなんかこれ、酒の失敗談なのか不思議体験なのか分かんなくなってきたぞ笑。それと、日常的な失敗談でいえば、夕飯に酒を飲んだ後でブログの記事を書く時、酔い覚ましとしてコーヒーを飲んだりします。当たり前ですけど、その夜の睡眠の質はあんまりよくないですね。睡眠の質って年齢を経るごとに生命線になるから、こういう習慣をクセにしてはいけませんね。ということで、この辺でお開きに致しましょうか。お疲れさまでした。あ、お題はいつでも募集してますので、書いて欲しいネタがあれば気軽にご連絡ください。

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一気飲みはダメ!! ゼッタイ!!