損をさせない服を着る。

 

週のお題は「最近あったちょっといいこと」だそうですが、この、「ちょっといいこと」っていうフレーズには、無害な趣を感じますね。「すげぇいいこと」とかだと、やんちゃな兄ちゃんが語ってるみたいな趣が出てしまう。「超いいこと」とかだと、本人が超いいと思ってる割に、他の人からすると、「その程度ぉ? 笑わせますな。がはは」みたいな煽る輩が次々現れ、この世界は永遠に平和にならない。


なので、無用に波風を立てず、その人にとって好ましい出来事をアピールできるという意味で、「ちょっといいことがあった」エピソードを語るのはいいことだと思います。ちなみにここまで、自分がいったい何を言っているのかさっぱり分かりません。そのへんが分からなくてもパワーさえあれば書けてしまうのがブログの醍醐味よ。ブログに必要なのは知識でもセンスでもない。ひたすらに脳筋である。


話を戻します。最近ちょっといいことがありました。服装を褒められたのです。こないだ買った冬用のコートを職場に着ていくと、女性の方々に褒められました。良かったです。「セールで安かったもんですから~。ユニクロですよユニクロ~。あ、これメンズじゃないんです。ユニクロUのレディースのトレンチコートです。これ案外ね、着てみたら着れちゃったんですよ。いやぁ、まさに男女共同参画社会」などと、つい燥いでしまいました。


ただ、正直に言うと、褒められるのはうっすら予想していました。こう書くとなんか嫌な感じですけどね笑。別に褒められることにこだわっているつもりはなく、「服装で損をしたくないな~」とは、常日頃から考えています。基本的に「自分に似合う服」しか着ません。もちろん似合うと思った服を着たところで、相手がどう感じるかまで完全に把握などできませんが、似合うと感じた服を着ることで損をすることは少ないなと感じます。

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どういう服ならば、自分も、それを見た他人にも「損」をさせないか。うーん。これはなんとも答えようがないというか。結局トライアンドエラーを繰り返すしかないんじゃないでしょうか。色んな服を着て、いろんな場所に赴き、恥をかいたり褒められたりするしかないと思います。私は20代の全てを費やしてそうやってきました。ようやく30代に入ってから、「自分が着たい服」と「相手から見ても悪くない」の、ちょうどいい落としどころが、なんとなく見定められるようになった気がします。


学んだこととして、「人から褒められる」ことと「相手に損をさせない」ことは、ある程度重なる概念なんだなと。「損をさせない」にも広い部分と狭い部分があります。例えば「服装を整える」ことは広い部分に入りますね。会社にスーツやビジネスカジュアルな服装で通勤することは、その組織で自分自身が悪目立ちしない事と、社会全体としての統一感を保つことの両立になるため、「損をさせない」の範疇が広いのです。


一方、「服装がお洒落」となってくると、個人的な趣向や、相手の好き嫌いも入ってくるので、間口は狭くなるはずです。トゲトゲがいっぱいの革ジャンを着て、東京の高円寺あたりをぶらついても受け入れられそうだし、古着屋なんかに入れば店主に「イイっすね」とか褒められそうですが、そのまま銀座なんて歩いた日には、とっさに職務質問の対象者でしょう。馴染む場所でなら、自分も周囲も「損」だとは感じないけれど、認識を間違うと「損」どころか「害悪」として、他人や空間からも弾かれてしまうかもしれない。


そんな感じで、服装によって得とか損といった抽象的な概念を調節できるようになるのなら、それはある意味、世界の調節をしているわけですから、凄いことだと思います。そして、「そのコートいいですね」といった相手からの「褒められ」は、その調節が上手く行っていることの、ちょっとした証だと思っています。今後もさり気なく褒められるように頑張ります。押忍!!


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最近またジャミロクワイっぽい服装の人増えてる気がする。