口から出まかせ日記【表】

こんな寒かったっけ冬

投稿は初雪の如く。

 

れよあれよという間に、話題のmixi2に招待されてアカウントを作ってしまいました。

mixi.social


数日やってみた感想としては、とても居心地がいいです(サービス開始直後のSNSはだいたいどこもそうなんですけどね笑)。先代のmixiがそうだったように、趣味のコミュニティへ参加して親睦を深める雰囲気は健在です。まあ、それ前提のプロダクションがなされたサービスであるので、いわゆる「つぶやき」をぽつぽつとしたい人にとっては、周囲の動きがアクティブなのがちょっと気になるかもしれませんね。


でも、闇鍋状態で何が飛び出てきて火傷するかもわからない某SNSと比べれば、まだまだ平穏だし、なにより自分で投稿内容やタイムラインを意識して構築する自由を感じられるから、健全な感じです。とはいえ、すでに怪しい業者の影もちらほらしていますが……。あ、はてなブログのコミュもあるんでよろしければどうぞ。

mixi.social

 

ちょっと話を変えますが、すでにたくさんSNSはあるのに、新たなSNSが生まれるたびに期待して飛びつく人が多いのは、設定がデフォルトに戻る感覚を味わいたいからこそなのでしょう。SNSも年季が経つにつれ、そのサービスに負荷がかかっていることが目に見えて分かってきます。莫大な投稿データと、それにしがみつく人間のあらゆる感情が、SNSの利用者と管理者双方に重い荷物となる。結果、メンテナンスも十分にできないまま、ブロックやミュート、もしくは課金によって、自分のアカウントにバリケードを敷き、身を守るほかないという有様になってしまう。

 

 

そんな頃合いにちょうどmixi2ができたことで、みんなで移ってきて、わーいわーいと自由を満喫しているわけです。逃げ場のない怨念が蔓延する場所から逃げて、みんなで清潔な場所に移ってきたことに、心理的な安全を感じているところなんだと思いますよ。ただ、自然環境もネットも、人が増えれば汚染が進むのは必然。遅かれ早かれ、ある時点でそれを実感することになるでしょうね。


いきなり理想を語らせてもらうと、SNSでの投稿は初雪のようなものがいいと思います。サッと積もったら、すぐに溶けてしまうような。ほんの少しの間、風景を彩り、儚く消えていくようなものがいい。これが根雪となると醜くなってしまいますから。雪国のショッピングモールで、広い駐車場の隅に寄せ集められた根雪は黒々と汚れており、怨念でも固めたかのような醜悪さがあります。


汚れて固まった雪は溶けるのに時間がかかり、視界の隅でじわじわと醜態を晒し続けます。人の意識にずっと違和感を残し続ける往生際の悪い塊。そんなものがSNS上にはあっちにもこっちにもある。なんだったら自分がその塊に半分埋まっていたりもするし笑。怨念を吐けないSNSは存在し得ないのかもしれませんが、ふと自分の投稿が汚れていると実感したとき、それが積もり積もった風景の前に立っていると想像して、どう感じるか考えるのもいいかもしれません。



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クリスマスといやぁカーティス・ブロウのクリスマス・ラッピンで祝うのがオールド・スクールな我々の嗜みってもんだよな🎅