今週のお題は「この夏よく食べたもの」ということですが、我が家ではナス、キュウリ、シシトウばっかり食べていました。食材がどれもこれも高いなか、スーパーの一角にある直売所コーナーにて、近所の農家さんが作ったナスやシシトウが大量に積まれていたのです。しかも安い。ナスなんて悪魔に取り憑かれたように邪悪な形もしているけれど、どうせ家で私に切り刻まれるのですからどうでもいい。てことで、仕事帰りにまっすぐ直売コーナーに行き、野菜を引っ掴んで帰って調理、みたいな日々が続きました。
逆にまったく食べていないものというと、かき氷ですか。数年は食べていないはず。ガリガリ君も今年はぜんぜん買ってませんね。去年あたりまで冷凍室に常備していたはずが、今年はそこにフリーズパックしたチキンカレーや冷凍のブロッコリーが入っています。ガリガリ君を買う遊び心すら失い、生きる糧を貯蔵するためだけの冷蔵庫となっているのです。しかし酒だけはやめられず、ビールやら日本酒は常備してあるというのが、なんとも心理風景として秀逸な感じが致します
それはいいとして、作れるけれど作った手間とか時間に見合わない料理がそこそこあるため、5年以上作ってなくて作れるかもう分かんないみたいなのがあります。それこそコロッケなんて、惣菜コーナーに行けばいつでも売ってるじゃないですか。なのに家でジャガイモを茹でて、潰してなんてやってると、「コロッケを作る労働力・エネルギーがすでに消費され、コロッケはこの世に存在している。なのになぜ私は芋をこうして潰しているのか……?」などと根源的な悟りを開いてしまう気がして作れてません🧑🍳

シシトウの中華風しらす和え
そういうことで、この夏は出来合いのものを買う頻度が多く、それこそコロッケなど食事のメインになるものは購入、副菜に関しては自炊するパターンが多かったですね。副菜はできれば野菜を添えたい。といっても上で書いたようにナスとかシシトウばっかりある。それに仕事帰りだし、この暑さだしで、あまり複雑なことは考えたくない。それならばどうするか。
答え。切って電子レンジでチンしてなにか味のついた液体をかける。野菜は基本これで全てOKです。難しく考える必要はない。もし余裕があれば、チンした野菜をちょっとオリーブオイルで焼き目が付くくらいフライパンで焼き、鰹節を振りかけるとか、チラッと焼き肉のタレでも垂らせば立派な一品になる。我が家にはウォーターオーブンレンジがあり、野菜を焼く専用メニューもプリセットされてるんですけど、それで調理するのは時間の余裕が要ります。どうしても何かを同時調理したいって場合はアリですが、バタバタした日常の中では、オーブンレンジを優雅に使う機会など回ってきません。
なんやかんや一番使ってるのが長らくお世話になってきた電子レンジなのです。これさえあればよかったのだ。世間ではタサン志麻さんの如く、まるでマシンのように凝った料理を短時間で量産できることが人の理想、目標値みたいに喧伝されがちではありますが、熱を通して味がついていればなんでも食べられるという、原初的な基準に立ち戻って食事を考え直すことも大事かなと思いました。え、それすらめんどくさいですと? ならば河童さんを見習ってキュウリをひたすらボリボリ食べましょう。河童になろうぜ🥒
料理人YouTuberもたくさんいますが、てこ蔵さんという方の動画がおすすめ。江戸時代に使われていた長火鉢を使って、色んな食材で調理しながら晩酌をする様子が良きです。