口から出まかせ日記【表】

朝、鳥がすげぇうるせえ。

ほし氏の花見は四季問わず -15-

 

社の人に「すっかり梅雨入りしましたね」といったら、「いや、このへんはまだですよ。なに言っちゃってんすか」などといわれ、家に帰ってから家族に「まだ梅雨入りしてないの?」って聞いたら、「とっくに梅雨入りしてるだろー。どうみても」とか言われ、私にはもうなにが正しくてなにが正しくないのかわからない。あと毎日やたらとキュウリばっかり食べてます。河童みたいです。

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ということで、今回は月に一度のお花紹介の記事になります。前回は花の名所紹介的な記事でしたが、今回はそこらへんで見かけて撮影した花の写真を並べつつ、ああでもないこうでもないと書いていきたいと思います。よしではやるぞ🌼

 

 

一枚目。出かけた先でたまたま盆栽の展示会をやっており、お師匠さんっぽい人の話を聞きながらじっくり眺めさせてもらったのですが、ホタルブクロがいい感じに仕上げられていました。ホタルブクロはキキョウ科の多年草。だいたい今ぐらいの時期に名前の由来となる特徴的な花を咲かせます。そのへんの雑草に紛れて咲いてるのを見かけますが、実際、雑草並みの強靭な植物らしく、育てるのも簡単みたい。だからこそ盆栽にも向くのかもです。

 

二枚目。イボタノキの花です。モクセイ科の植物。花の感じがキンモクセイに似てなくもない。香りが強いらしいんですが、近づいて嗅いでみたけどなんかよくわからなかった。イボタノキは公園なんかの敷地内に植える樹木としても重宝されているようです。あと、樹皮に寄生する虫がおり、その虫の体液が、家具の艶出しや日本刀の手入れに使われてきた歴史があるようです。皆さんも体にツヤを出したいときはイボタノキを探しましょう。

 

三枚目。オオカワヂシャの花です。河原や水田といった水場の近くに生える植物。特定外来生物に指定されているのですが、謎も多く、どうやって日本にやってきたのかよくわからないらしい。もともと日本にはカワヂシャという在来種が生えており、それとオオカワヂシャとの交雑も進んでいるらしい。ともあれ、見た目はなかなかオシャレで、花も可憐な感じ。これが夏風に揺れている様子はなかなか風雅な趣ですよ。

 

四枚目。タチアオイの花。これが畑の脇とか、民家の軒先にニョキニョキ生えてきて花を咲かせると、「夏が来たぁ!!」って感じが私はすごくします。私が小学生の時、家族みんなで墓参りに行ったところ、墓地にタチアオイがたくさん生えていました。なにを思ったのか私はこのタチアオイを引き抜いて振り回すなどして暴れ、その帰りに中華料理屋で春巻きなんかを食べたんですが、店を出る頃には全身がかぶれて凄まじい痒みが襲い、そのまま皮膚科にかかった思い出があります。タチアオイの呪い。

 

 

五枚目。セイヨウスイレンの花。スイレンの仲間は世界に何十種類とあるものの、日本に自生しているのは一種類だけでした。多様な種類が見られるようになったのは、明治時代以降に外国産スイレンの輸入が始まって以降のことなので、案外最近のことなんですね。ちなみに上の写真の撮影場所は、福島県福島市にある「湘南湖ビオパーク」というところ。魚類や鳥類の観察をするにも良いスポットです。晴れた日にここでボーッと景色を眺めて、帰りに温泉にでも浸かってくれば100%の休日となる。


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これで最後にしましょう。六枚目はヒナゲシの花。いわゆる「ポピー」って呼ばれてるのはだいたいこれ。その名の通りケシの仲間です。もちろん日本でケシの栽培は法律で禁じられており、その中でも栽培が許されている種類のひとつ。つまり、麻薬成分はないわけですが、花を乾燥させたものが咳止めなんかに効く生薬になるようです。しかしこれを大量摂取すると記憶喪失とか意識障害が発生するみたいで、なにかしらケシの仲間は秘めてる感じがしますね。生きててむしゃくしゃすることがあっても、ポピーをむしゃむしゃ食うのはやめときましょう。

 

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同人誌の方にも新しい記事を投稿しております。よろしければ覗いていってください。今回は「UFO焼酎」体験記です。