口から出まかせ日記【表】

酢の物が美味しい時期になりまして。

今月の花を紹介します(4)


はやるか(唐突)

star-watch0705.hatenablog.com

 

 
一枚目。鮮やかなハイビスカス。地元の図書館の入り口に飾ってあり、パティ・スミスのTシャツを来たパンク・スピリット溢れるおばさまが見惚れていました。しかし、ここは福島県。いくら夏が暑かろうが、東北地方にハイビスカスが自生しているわけがないので、花屋さんで買ったものか、もしくは自宅の温室で育てている人でもいるのでしょうか。より正確な名称は仏桑花(ブッソウゲ)というそうです。ハイビスカスを眺めてると沖縄に行きたくなりますなぁ。

 
二枚目。自宅の庭に生えているタイムがちらほらと花をつけました。二年ぐらい前から、冬を越せる強いハーブを庭で地植えにしてみてるんですが、強いやつはすっかり適合してほぼほぼ雑草化。わしゃわしゃして凄まじいことになってます。「庭に良い香りの草を繁栄させたい」という、私の当初の野望が叶って満足。「ほし氏ハーブ王国」、作りたいです(ムツゴロウ動物王国的なノリで)

 
次は蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)です。本州中部以北から北海道まで分布している、カワラナデシコの変種。めっちゃオシャな花で、ヒダの先のあたりの絶妙な開き加減なんか、デザイナーが一本一本調節してるんじゃないかと思うほど。
 

 
色違いも見つけました。割と山の方の木陰とか、ひんやりした場所を探すと咲いてるのを見かけます。そういやこのまえ猟友会の方に話を伺う機会があったのですが、熊もお花が好きなんだそうです。つまり、野山の中で花に見惚れるのは、熊に近い行動をしていることになる。「熊と似たようなことをしてる人はいつか必ず熊に遭います」とのこと。気を引き締めたいです。

 
これは墓地の駐車場の隅っこに群生していた花。名前を失念して調べたところ、マツバボタンでした。別名、不亡草(ホロビンソウ)ともいうそうで、とにかくどんな荒地であろうと花を咲かせて繁殖するからそう呼ばれるそうです。そんな生命力に溢れた花が、よりによって墓地に生えているというのもなかなか。原産は南アメリカで、ウルグアイあたりに自然分布しているとのこと。花言葉は「可憐」「無邪気」など。

 
これは鬼百合(オニユリ)ですね。向日葵とか、朝顔とか、夏らしい花っていっぱいありますけど、ユリの花もそこらで咲き始めると夏がひしひしと感じられます。その中でもオニユリは特に夏らしい感じ。鮮やかなオレンジ色、ポツポツした斑点、花びらがくるっと反り返ってる姿と、なかなかビジュアルにスパイスが効いている。

 
オニユリと色が被るんですけど、これまた夏らしい、忘れ草(ワスレグサ)の花。ぱっと見、ユリの花っぽかったりするんですが、まるで違う品種です。和名ではヤブカンゾウとかノカンゾウとも呼ばれていて、花の形もそれぞれ異なりますが、写真のは八重咲っぽいのでヤブカンゾウかな。ノカンゾウならマジでユリの花と見間違えるレベルですよ。ちなみに、日本に生えているヤブカンゾウは、全て同じDNAをもつ「クローン体」です。

 
これで最後にしましょうか。山百合(ヤマユリ)の花です。えげつない咲き方してます。まるでヤマユリボールだ。改めてじっくり眺めると、なんか化け物じみている。まるで花の形をした侵略者。香りもすごく強くて、酔っ払うんじゃないかと思うほどムンムンしてました。こんなに主張が強いんだから、外来生物かと思いきや、なんと日本の固有種のというんだから驚きです。株が古いほどたくさんの花をつけるらしいです。きっと人語ぐらいは理解できるんでしょうね。私が話しかけたら頷いてましたし。