口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

堂々と写真を撮りたい。

のブログで使っている画像は、ほぼほぼ自分で撮った写真です。もともと撮影が好きで(中学の時は3年間写真部でした)、普段からよく撮っています。ブログに加えて最近はnoteも初めて、そちらも自前の画像を使っているので、撮る枚数、頻度がグッとあがっています。

 

note.com

 

季節感がある写真が好きです。近所で梅の花が咲いているので、こないだ撮りに行きました。メジロとかヤマガラとか鳥もいっぱいいて、カメラに収めたかったんですけど、ダメでした。動き回るものをうまく押さえるのがちょっと苦手かもしれません。動体視力的なものをもうちょっと鍛えたいですね。

 

ところで、写真を撮る時なんですが、私は人の目が気になる方です。写真を撮ってるときに誰かの視線を感じると、どうもイメージ通りに撮影できません。恥ずかしいというより、「なぜ撮影しているのか、他人に詮索される」のが、苦手なんだと思います。

 

観光地だと、どこでだってみんな写真を撮ってるので気楽です。何も気にせず撮影ができます。でも、例えば人通りの多い道の一角に、ひっそりと古い小さな祠があったりする。そういうのを見かけると、私は撮りたくなるんですが、かなり他人の視線がプレッシャーになります。

 

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撮っている最中に、「なんでここで撮ってるんだろう」とか「この祠がそんなに珍しいのかなぁ」みたいな、言葉には出ないですが、そう思われているのを感じられる視線を受けるのは、ストレスがあります。あと不思議な事に、そういう祠なんかを撮影していると、隣に知らない誰かが来て、私と同じように祠を撮り始めたりとか(笑)。なんですかその唐突な同調感は、と思うことがある。

 

私が撮影する対象としてグッとくるのが、祠やお地蔵様のような、多くの人が気づかずに無視しているものです。しかし、それが在るのが、そもそも撮影すること自体、なにか場違いのような所だったりします。写真を撮る価値を多くの人が見出していない場所で撮影行為を行うのは、けっこう勇気が要ります。

 

どうしたら視線を気にせず堂々と撮れるんだろうかと考えてみると、自分なりの解答としては、「見るからにカメラマンだと分かる格好をする」というのがいいんじゃないかと。帽子をかぶり、ウェストポーチを腰に巻き、一眼レフにでかい望遠レンズをつけて撮影する。これならもう、誰がどう見ても「あ、カメラマンや」と判るし、自分でもカメラマンだという意識も強まるから、人からの視線などは反射できる気がします。

 

そこまでしなくても、それなりにちゃんとしたカメラを持ち歩くことで、堂々とできるかもしれない。最近は首から一眼レフを下げている女性をよく見かけますが、そのカメラで撮っているのを眺めていると、「堂に入ってるなぁ」と感じられます。私みたいにスマホでパシャパシャ撮ってるのと比べ、所作として向こうが格上のような気がしてきます。

 

どんなにスマホのカメラが高機能・高画質になったとしても、ちゃんとしたカメラを所持し、「写真を撮る所作」を備える事は、その人自身の「映え方」が変わってくることでもあり、大事なことだと思うのです。はぁ。思い切って、一眼レフ買おうかな。いよいよ働くか(ボソ)。