口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

写真と癖。

 

に何度か書いた気がしますが、ブログを始めてから写真をよく撮るようになりました。月200枚以上は撮ります。これが多いのか少ないのかよく分かりませんが、とりあえずブログと並行した趣味として楽しんでます。

star-watch0705.hatenablog.com


基本的にはスマホで撮り、暇なときに画像フォルダーを眺めながら、ブログ用の画像を選んで、少し調整をしてから使います。記事の内容にぴったり合う写真を選ぶより、合うような合わないような、微妙な匙加減の画像を選びたいと思っています。別に緻密な計算があるわけでもなくて、ひたすら私の性癖です。

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あと、ここ半年ぐらいずっと考えてるのが、自分の撮った写真から、自分の状態をなんとなくでも把握できないかなぁという事。写真の世界で「セルフポートレート」というと、自分で自分を撮影することですが、撮影した写真に自分の姿が映っていなくても、何をどんなふうに撮ったか、どういった対象にこだわっているかといったところから、自画像的な印象を引き出せるんじゃないかと思ったんですね。


あ、なんか小難しいことをほざきましたが、要は写真から自分を「診断」できるような気がしたわけです。気がしただけで今もよく分かってません。でも、自分で撮った画像を眺めていて、何かしら微妙な「偏り」を感じたりするんですね。ある時期は空ばっかり撮っている。別な時期は花しか撮ってない。別な時期は食べ物ばかり撮っていたりとか。


何はともあれ、偏りがあると「あんまり良くないなぁ」と自分は思うタイプなので、別のものを意識して撮ることにします。自然の風景をずっと撮っているなら、今度は街の風景を撮ってみるとか。植物みたいに動きがないものを撮っているなら、今度は動物を撮ってみるとか。

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それから、自分は基本的に天気が良い日が好きなので、そういう時こそ出かけるし、写真も並行して撮るので、晴れた日の画像が必然的に多いです。ただ、これも一種の偏りじゃないかと気になってきまして、あえて天気の悪い日に外に出かけて写真を撮ってみる、なんてこともするようになりました。


写真って人の癖が本当に出やすい代物だと思います。私が撮ったものだって、見る人が見れば、なにかしら見透かされるような際どいものなのかもしれない。でも、それが怖いからと写真を撮るのをやめれば、それは同時に自分の側面を眺める機会を失うことになりかねない。


大した影響力のない自分がそんなこと言っても詮無い事ですけどね。とりあえず、個性と癖は同じ根元から伸びるものだと思うので、伸びてきたものを眺めてみて、「あ、これは悪い癖なんじゃないかな」と思ったら自分で切るようにする。とにかく根元から枯れないようにすればいいんじゃないかと。そんな感じで今後もブログと写真を付き合わせるようにしたいです。



SELF PORTRAIT

坂本龍一の『音楽図鑑』より。髪型ピシッとしてますね。