口から出まかせ日記【表】

酢の物が美味しい時期になりまして。

憧れの質素な食事。

 

月は旅行で散財したため、今月は質素に生活しようと思います。昼食も外食は控え、自分でおにぎりなんか握って鞄に入れておくなどしたいです。栄養のバランスが気になる時は、青汁を作って水筒に入れておけばいいでしょう。青汁はすべてを解決する。


などと、節約への意識を高めていたさなか、ふとしたことでiPhoneの画面が派手に割れてしまい、修理したら六千二百八十円もかかってしまいました。ぴえん。さらに家に帰ると、軽自動車税やらなにやらの通知書が届くなど、やたらと世の中は私にマネーを払わせようとするのです。世界への不信が募る。


話を変えて。このところ図書館でよく「料理の本」を借ります。料理を覚えようというより、丁寧に盛り付けられた料理の写真を眺めることで、ある種のヒーリング効果を得ようとしているのです。実際、寝る前なんかになんとなく眺めていると、心なしか睡眠の質も整うような感覚がある。


Instagramなどでも料理画像の投稿は多いですが、見栄が強く感じられて心が胃もたれする感じ。料理本の方は(もちろん本にもよりますが)、あくまで被写体が主体で、目線を引いた視点で撮影したものが多く、眺めていて苦になりませんね。特に私が好きなのが、精進料理や懐石料理のように、コンパクトにまとまった和食の一品。作品を眺める感覚だからか、寝る前に眺めても不思議とお腹も空きません。

 

 

こじんまりとして、なるべく質素な料理に惹かれつつあるのを自覚しています。昔ほど食欲が無くなってきたことや、酒を飲みながら食事を摂る自分の習慣性も起因しているのでしょうが、それと別に、自分でもよく分からない「憧れ」に近い感覚があるのだと思うのです。どこでそんな憧れを抱いたかはよく分かりませんし、だからといって、自分がどうしたいのかもはっきりしません。


とりあえず今は本を眺めているしかないのですが、とりあえず夕飯のとき、解凍した枝豆を小さなお椀に盛ったりはしていますよ笑。理想としては、主菜や副菜を全て、こじんまりした器に盛り付け、ひとつのお膳に並べる感じで仕上げられたらと思うんですが、なかなかそうできないのが実情です。いざやろうとすると「めんどくせえ」と思ってしまう自分がいる。つい、冷凍のパスタを温めてしまったり、するのです。


「ご家庭でも再現できるように」なんて本には書いてあるけど、そもそも調理したものを、それぞれに合う器にひとつひとつ丁寧に整えてよそるなんて、家庭的とは真逆ではないか。少なくとも私の家とは真逆です。肉も野菜も大皿に盛ってドーンと勢いよくお出しするのが、我が家の伝統スタイル。器の数が少ないほど後片付けもラクという、実際的なやりかたが沁み込んでしまっています。


結局、食事の在り方そのものか、食事の前後の手間。家庭でどちらを重視するかというと、確実に後者でしょう。私が憧れを抱く食事というのは、食事の在り方そのものを重視したものであり、それは家庭の実情と隔絶している部分があるのかもしれない。だからこそ、あくまで「憧れ」として私の中で捉えられているのかなとも思います。まあ、せめて酢の物ぐらいはこじんまりとした器によそって、自己満足したいと思います。

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次の旅行は、バイクに乗って質素な旅をしようかなと。