私の生真面目さがまたひとつ証明されてしまった。朝、職場にやってきたらまず、社員証についてるチップをセンサーにかざします。すると「ピッ」と音がして、扉のロックが解除されて中に入っていく感じなのですが、ピッとやった際の時刻が勤怠管理ソフトに保存されていきます。そのデータをこないだ確認したところ、半年以上にわたり、朝8時55分ぴったりに出社していることが分かりました。
データに延々と08:55が整列している。もちろん秒単位ではバラバラでしょうが、1分以内の誤差に収まっているわけで、なんでそうなったのか自分でもよく分からない。顔洗ったり歯ぁ磨いたりパンツ履いたり脱いだり今日のわんこ見たりと、朝はバタバタしてるわけです。ゴミ出しの日もあるし。なのに出社時間が一定とは、私はいったいなにをどうやって調整したというのだろう。怖い。なんか急に自分が怖くなった。てことで明日会社休んでいいすか。
まるで話が変わるんですが、「真面目さだけが取り柄です」みたいな言葉を聞くたびに、周りの人がその人の真面目さだけしか取り扱ってくれてないことを表現しているみたいで、ちょっと寂しくなります。ていうか、そもそも真面目って、人の性格っていうより「造り」って感じがある。つまり基礎、骨の部分が真面目にできていて、その周りに色々とくっ付いていって、総合的にその人になっている。というイメージです。
そして、世の中には明るい人や物静かな人、下ネタばかりの人、コストコでなに買ったかしか話さない人。とにかく色んな人がいるけれど、接しているうち、なんとなく言動や行動に、その人なりの真面目さが滲むのが分かってきたりする。まあ、「根は真面目な人」などと昔から言いますが、根でも骨でも、「一見すると見えない」ことでは同じで、普段のそれは隠し通されている。つまり、その人の根なり骨なりが直接見えてしまっている状態は、きっと異常なのでしょう。
だから、日常において人から感じられる真面目さとは、何かに包まれたり、どこかに少しずつ含まれていたりと、カモフラージュされた状態で目につくこととなる。その人が持っている真面目さをモロに垣間見て、「この人やべぇくらい真面目じゃん」と、つくづく思い知るようなことって、重い責任を負わざるを得ないような異常事態ぐらいなわけで、そんなこと滅多にないし、人の真面目さがわかるのにはそれなりに時間がかかるはずです。
だからこそ、その人の骨身から立ちのぼる真面目さは、少しずつ周りにも沁みていき、接した人をも変えていくものではないか。うん、なんかそう書くと、骨からダシでも出てるみたいじゃないか笑。まあ、中には真似して欲しくない厄介な真面目さを持っている人もいますけど……。ところで私は二週間後にまた試験を控えており、今、なんと断酒をしています。今日で断酒五日目です。真面目か。夕飯の時はただの水道水を飲んでおります💧
the CUREの新作メチャクチャかっこいいぞ