口から出まかせ日記【表】

節約するというのは嘘です。

スタートダッシュを妄想しておく。

 

盆休みはいかがお過ごしでしょう。イチャイチャしてますか。または子供と戯れていますか。残念ながら私はそのどちらとも縁遠く、墓参り→墓参り→墓参りと、墓参り3連コンボでありました。親族の墓地が各地にとっ散らかっている故、それらを巡らねばならなかったのです。ま、それが済んだ後で海を見るなどできたし良しとする。ちなみにウチの職場にお盆休みはなく、連休明けは普通に仕事ですぞ。社畜万歳だぜ🥺


そういや、旅行の計画をいくつか立てていたのですが、真夏に実行する気力が湧いてきません。この暑さじゃあなんの罰ゲームだよって話ですから9月以降にしたいところ。それはそれとして、夏に夏らしい思い出を作ることに固執する自分もいるのです。花火とか流しそうめんとかやらないまま夏が終わるのかなぁ、なんて虚無を心の隅に蟠らせている。


仕事の時間を移動に活用できたらどこまで行けたか、なんて妄想もよくします。午前9時から12時までの業務で消えた3時間でどこらへんまで行けたのか、昼休みに調べたりするのですよ。車で3時間飛ばせば宇都宮天然温泉ベルさくらの湯でのんびりできる。どっしりと3時間電車に腰を下ろせば日光の金谷ホテルでランチが食べられる。猛禽類のごとく3時間飛行機を乗り継げば福岡空港に降り立てる。無限大の可能性があることが分かるともに、労働とそれを産んだ社会への憎悪が渦巻き、午後の仕事がつらくなるのでオススメしません👹

 

 

 

ともあれ、ある時間内で自分はどこまで行けるのか、みたいな仮象的なイメージを抱くことって悪くないんじゃないかと思っています。それがいつか旅行という形で再現されることもあるのでしょうし、さらにもっと先で、移住といった生活自体の変化にもつながるんじゃないか、などと希望的観測を抱けるのがいい。この希望的観測というのが馬鹿にできないと思っています。現在の仕事や生活に縛られた上での、妥協的な選択とはまた別の想像力を扱えるわけですからね。


世の中、色々ありすぎてアレですが、せめて精神世界は軽やかにしておきたいですし、機会が現れたときにスタートダッシュが切れるよう、パターンを豊富に用意しておくという意味でも、旅行などの行動につながるイメージを逞しくしておくことは大事かなと。実際、そうやって計画したことのほとんどは実行できないはずなんですよ。時間とかお金の関係でね。それでも、いつかどこかで楽しんでいる自分のイメージを増やすことで、良い意味で「セルフイメージの書き換え」になっていると期待したいところです。


あとこれも妄想ですけど、いずれ私がヨボヨボになって出掛けられなくなっても、趣味として旅行計画だけは立て続けるような気がしますが、それは一人で碁盤と向き合うのに近いでしょうか。おそらく私らネット世代は、介護施設に入ったらきっとiPadみたいな端末を持たせられて、それでひたすらエロ動画漁りしてる爺さんとかもいるでしょうが、私はいつもGoogleマップを眺めて嬉々としている老人として、スタッフから「マップ神」とか謳われる明るい未来を想像したいところです。

 

youtu.be

真っ当なロックンロールが聴きたくなり、44MAGNUMのアルバムをリピートしている。