今週のお題「2019年買ってよかったもの」ということなんですが、そういえば私、このブログで商品レビューって、あんまりしたことないですね。たまに、読んだ本の解説とアマゾンのリンクを貼っておくくらいです。「これ、絶対おススメですよ」みたいな、あからさまな宣伝ってなかったような。せいぜいバイクの記事くらいですか。
もう今年も終わりだし、記念に一回ぐらいは純粋に商品レビューをしてみようかと。お題もしばらく書いてないですしね。2019年も色々買いました、無職のくせに。やはりバイクが一番高い買い物でしたし、思い出になりました。じゃあ他には、というと、自分の今後の定番になりそうな良い買い物という意味では、今年買ったリュックサックの満足度が高かったです。
リュックサックが好きです。というより、手が塞がれるのが嫌いで、鞄とかなるべく持ちたくないんです。両手が自由であることに自由を感じる人間ですから(笑)。当然、昔から色んなリュックを買っていたんですが、どれも完全に満足できるものではありませんでした。
ここ数年はファストファッションブランドもバックパックに力を入れ始めてきたので、それを買うようになりましたが、やはり不満点がある。形はいいし、大きさもちょうど良かったりするけど、どれも素材感は今一歩です。使い続けていると、変色や色あせが出てきやすい。経年によるダメージも目立ちやすく、結局は買い替えるようになり、思ったより節約にもならない。
なので、リュックサックに関しては、もう迷いたくないという気分が強く、「これさえ買っておけば間違いない」という、自分にとっての定番品が欲しいなぁと思っていました。それで、今年の初めごろに「えいやっ」と買ったリュックがあり、約一年ほど使ってみたんですが、「あ、これはもう間違いない」と自信をもって言えるものを、ついに見つけたのです。それが……
HUNTERのバックパックですね。HUNTERといえば……
↑オンラインショップの説明を眺めると、19世紀に創業。英国老舗ブランド。オリジナルブーツがどうたら。王室御用達なんちゃら。みたいな妙にデラックスな言葉が並んでいますな。そもそもは老舗のゴム長靴メーカーであり、その後、服飾にも手を伸ばしてきたようで、防水加工技術のフィードバッグが商品全体に施されているようです。
南アルプスの天然水との比較。そんなに容量があるわけでもないですが、そんなに小さいわけでもない。ちょうどいい手ごろな大きさです。
特徴的なロゴを拡大。ハンタァァァァァッッッ!! いや別にそんな気合入れて読まなくてもいいですけど(笑)。
フロントにジップ付きのポケットがあり、お財布とかスマホを入れるのに便利です。これがないリュックは使いづらいですよね。両サイドにもポケットがついてます。500㎖のペットボトルとか水筒をここに挿しておくと、おさまりが良いです。TE〇GAなんかもOKでした。
フロントポケットは、大江健三郎の『定義集』がけっこう深々と入るくらいの余裕があります。中身は、2リットルのペットボトル2本くらいなら余裕を持って入ります。日常生活で使うには十分でしょう。
上部には持ち手がついていて片手で持つこともできます。背面はメッシュになっていて、背負い心地はいいし、蒸れません。HUNTERブランド売りの防水に関していえば、まあまあといったところですかね。コットン生地のだと水がすぐ沁みちゃいますが、このリュックは表面で水をはじきます。
ジップは止水加工されているわけではないですが、ジップを部分を覆うようにカバーが掛けられており、濡れにくい工夫がされています。流石に完全防水とはいきませんが、日常で使うには十分でしょう。熱帯雨林に行くわけでもない。いや、実際、日本はだんだん熱帯化しているわけですけどね。あ、背面のメッシュの裏にも防水加工がされていて、背面から中が濡れる心配もなさそうです。
いかがでしたでしょうか、なんて言うのはなんだか恥ずかしいですね。いかがだっただろうか。いかがか。いか。烏賊。なんでもないです。とにかくHUNTERのリュックサックはおすすめです。一年使っても、変色したり穴が開いたり、型崩れもありません。これひとつあれば何年も使えて、十分元が取れそうです。さすが老舗といったところですね。
これはもう胸を張ってアマゾンのリンクを貼れそうです。あと今回、友情出演した南アルプスの天然水と、大江健三郎の『定義集』のリンクも貼っておきますからね、それぞれ100個ぐらい買っていただきたいものです。おなしゃす。では、皆様、よいお年を。まだ早いか。