口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

没頭の卒業。

 

週のお題は「卒業したいもの」ってことですが、年あたりまで私はけっこうゲームとかする人でした。でも、色々と思うことがあって、ある時期からゲーム機に一切触れなくなりました。あれだけ酷使していたPS4PROが部屋の隅で薄い埃を被っている。このまま卒業かもな〜と思いきや、急にまたゲーム欲が疼きだした。なんせ今年は話題作が連続してリリースされるのです。


まずファイナルファンタジーの新作がついこないだ出たばかり。神ゲーだそうです。ドラゴンズドグマ2ももうすぐ発売。あと、Rise of the Roninっていう幕末を舞台にしたチャンバラゲームも出る。さらに今年の6月にはエルデンリングのDLCが出る。ぜんぶ私好みのジャンルです。人間の時間を収奪しにきているのが分かるぞ。


ていうか、なんでそんなゲームをやるかやらないかで悩んでいるかというと、楽しんだ後の虚無感がほとほと嫌になってきたからです。没頭してる間はそりゃ楽しい。でもあとで我に帰ったとき、くよくよしてしまうことが明らかに増えてきた。2時間ぐらいゲームにハマり電源を落としたあと、静まったモニターの黒い画面を見ていると、その時間でできた他のあれやらこれやらが浮かび、それらを放棄してゲームを選んでいる自分にがっかりするのです。ゲームの中では順調に進んでいても、電源を落とせば一歩も進んでいない自分がそこにいる。

 


この薄ら寒いような感覚、10代や20代の頃でも多少感じていたはずです。勉強サボってゲームしたりとかするときに。ところがだんだんそのあたりの感じが、もっとリアルに解像度を上げて迫ってきやがった笑。もしかしたらこれ、ゲームグラフィックの進化とともにやって来たのかしらん。まあとにかく、ゲームに没頭した後のことを考えると、どんなに楽しそうなゲームが発表されても、それがかえって祭りの後の静けさを予感させるわけです。


じゃあ、どうやったらそういうことを感じずにゲームができるか。究極的には二択しかないのでしょう。引退してからやるか、仕事にするか。自分に先立つタスクが無く、日々をただ平穏に送ってればいいって場合と、仕事でゲーム配信とかしなきゃなならないんだからサボらずやるしかないって場合。現実の生活が安泰期に入っているか、ゲームをすることが人生を進める現実的な作業になっているか。当たり前ですけど、私はそのどちらともまるで縁のない人生です笑。


ちなみにブログを書くのはどうかというと、これはゲームをやった後みたいな虚無ってる感じは無く、書き終わったあとは毎回爽やかな気分です。このあたりが、ブログを書くことを信じていいのかもしれないという明るい予感を感じさせるところがある。ということで、今後、これまで没頭してきたことを卒業したり、一時的に封印したりといったことが私の中で増えて来るかもしれないです。とかいいつつ、いま楽天市場でプレステ5の中古価格をチェックしたりしているから自分を信用できない。

 

hiyokomagazine.hatenablog.com

最近また同人誌の方にも記事を投稿しています。今回は宇宙羊羹の話です。