口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

紙の本の護符感。

 

なさんこんばんみ~(死語)。

久しぶりに無気力なヒト (id:mysl) さんとラジオの収録をしました。

 

mysl.hatenablog.com

はい。内容はまぁ、最近どうですかとか、寒くなってきましたねみたいな当たり障りのない感じ(笑)。あと「秋の夜長」のお供といえば読書ということで、お互いに本の話をしています。無気力なヒトさんは、Audible(オーディブル)っていうAmazonの自動音読アプリに登録して、夜中にそれを聞きながら睡眠導入をしているようです。

www.audible.co.jp

はい。私もちょっとサイトを覗いてみました。読みたい本もちらほらありますが、今のところは別に音声で聴く必要を感じないんですね。私が本を読むのは、インプット以上に「精神統一」の方法でもあって、誰かの音読を聴きながらだと集中できる気がしません。ごめんね。


読書といえば、kindleを使い始めて1年以上経ちました。最初は「電子書籍どうなるものぞ」と思ってましたが、今や手放せません。どこに行くにも持っていきます。欲しい本があればポンポン注文して、ずいぶん散財しました。わけもわからずKindle Unlimited にも登録したので、読んでなかった話題の本も今更ながらたくさん読みました。

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じゃあ、紙の本はお役御免かといったらぜんぜんそうじゃなく、kindleと一緒に紙の本を一冊は持っていきます。待てども電子化されない本は紙で読むしかないって事情もあるけど、気分的に紙の本は携えておきたいというか、「念のため」みたいな感覚で持っていきます。

 

念のためって、なんのためなのか。うーん。つまり「護符」ですかね。お守り。紙の本ってそんな感じしませんか。よれよれになるまで読み込んだ愛読書なんか、鞄に入っていると、そこはかとなく安心するというか。改めて考えてみれば本って、文字がいっぱい封じられている異様な物体ですよ。そんな本の一冊一冊に、封じられた文字に応じたエネルギーが有しているような、気がしませんか。


あと例えば出先で不幸に見舞われたとします。で、仮に死んじゃったとする。そうすると、最期と共にあったもののひとつとして、自分の愛読書が含まれることもあり得る。いや、死んじゃったらそんなの意味ないでしょと思われるかもしれないけど、もし微かにでも意識があった場合、その本が最期まで傍にいたという実感が、自分にある程度の安心感を与えてくれて、穏やかになれるかもしれない。そんなことを想像したりします。

 

おお、だいぶヘンなことを書いているぞ(笑)。ちなみにkindleには護符感を感じませんね。「端末」って感じ。スマホは護符どころか体の一部。失くしたらアタフタします。紙の本は珍しい本でもなければ、失くしても「あちゃ~」で終わるけど、しばらくのあいだは、「あの本は今どこにあるのかなぁ」と寝る前にでも想像するような、尾を引く感じが残ります。おわり。


時をかける少女 - 原田知世

映画は昔のも細田監督のも観たけど、原作読んでません。