口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

今までやったラクなアルバイトの話。

お、私と交流がある無気力なヒトさんも、ついにバイトの面接を受けたようです。

 

mysl.hatenablog.com

 

自分もそろそろ働きたく思っております。希望というか必須条件は、自分の生活とは無縁の場所で働くこと。これが近所のスーパーなんかにしてしまうと、普段の買い物でも職場の人間と顔を合わせることになって、めんどくさいんですよね。私はオンとオフを完全に分けたい人間です。休みの日は職場の建物すら見たくないので、ある程度距離が離れたところを選びます。

 

就業形態にこだわりはありません。絶対に正社員になりたいとか、そういうつもりもない。逆に、お金を稼ぎたいならアルバイトを掛け持ちした方が稼げたりしますから。仕事の内容とか、面接を受けた際の印象、職場や職員の雰囲気などを感じ取って、ある程度納得できるところで働きたい。

 

そういえばアルバイトというと、学生時代はけっこうやってました。一番きつかったのは間違いなく「引っ越し屋」のバイト。募集はいつもありますが、腰痛とか、将来にわたって影響するトラブルが起きそうで怖かった。逆に、「あれはラクだったなぁ」というバイトもあります。大変だったものより、そういうバイトの方が意外と記憶に残っていたりします。今回はそんな、今まで経験したラクなバイトについてまとめてみようかと思います。

 

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①看板持ち

 

住宅展示場への案内が描かれた大きな看板を、道端で立てかけ続けるだけのバイト。看板の高さはちょうど2メートルぐらい。幅は住宅メーカーによってまちまち。スーツ姿で、朝から夕方にかけて道端に立ち尽くし、疲れたら用意されたパイプ椅子に座ったりを繰り返す、地味な仕事です。ラクなのにツラいという、この世の真理に肉薄する事が出来ます。風が強い日は怖いです。物凄い風圧がかかって、看板に押しつぶされそうになったり、飛んでしまいそうになる。いや、実際に看板と一緒に数秒間、宙に飛んで葱畑に落下しました。暑い時期と寒い時期はやめた方がいい。死んでしまいます。

 

 

 

②プールの監視員

 

サングラスをかけて、プールの脇にある監視台の上の椅子に座り、飛び込みや、変態行為を行っている人間がいないかを監視するバイト。せいぜい、飛び込みを見かけたらホイッスルを吹くぐらいで、あとは頭の中で妄想を逞しくするなどして時間を流せばいいだけです。足の裏を切って泣いている子供がいたら、事務所で絆創膏を貼ってやったり、プールのフェンス越しにビデオカメラで撮影している不審者がいた時は警備員に報告するなど、唐突な仕事も舞い込みます。プールの閉館後は、誰もいないプールに海パンで飛び込んで掃除をし、ロッカーにある忘れ物をまとめて、終了です。帰りはバイト仲間とお好み焼き屋に行ったり、青春をやっていた。

 

 

 

③高齢者の話を聞く

 

これはサークル活動の一環でやっていたのですが、高齢者の方に話を聞き、それを文字に起こして、ある雑誌に掲載するという企画に参加したことがあります。私の仕事は、高齢者のお宅に伺って話を聞きながら、ボイスレコーダーで録音するだけです。録音中に私語が入ると、文字起こしする人に迷惑がかかるので、話には相づちを打つか、「はい」と返事をするだけです。話を聞いた後は、その人の庭でとれた野菜や果物をもらったり、お昼ご飯をご馳走になったり、いい仕事でした。この経験があったことが、その後、介護施設で働くきっかけにもつながったのか、と後から思えたりもします。

 

 

……他にもいろいろバイトをした気がしますが、ラクといえばこの3つは鉄板でした。ラクといっても単純に作業が簡単だとか、そういう事だけでなく、雰囲気がとげとげしくないとか、バイト代にプラスアルファなにか良いことがあるというのも加味されるわけです。そのあたりを思い出しながら、職探しをぼちぼちやっていこうと思います。