口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

火の番をするようにブログを続けたい。

 

裕です。なにが余裕って、雪がぜんぜん積もりません。私の住む福島県福島市、去年の今ごろはガチの雪国でした。朝、玄関前の雪かきをして、体力を20パーセントほど減らした状態で仕事に向かい、職場に着いたら着いたでまた雪かきをせねばならず、両足の小指だけがしもやけになるなどしてツラかった。地中海性気候に生まれたかった。

 

どーん。証拠写真です。去年の年末はこのありさまさ。風景がこんもりしてました。そんななか、子供たちは道端で罵声を浴びせ合いながら死に物狂いで雪玉を投げ合っている。なんと殺伐とした光景だと感じましたが、思い起こせば私も子供の頃、まったく同じことをしていた。殺ってやんよぉ~とか叫びつつ、友人の鈴木敏治くんに校庭の雪だるまからもぎ取った顔面を背後から叩きつけたりしていました。どうかお赦しを。


それはどうでもいいとして、この記事の投稿日は大晦日。今年の総括みたいなのを書くべきでしょうか。まあでも、大した病気もケガもなくブログを書けたんだから、それでいいんじゃないかなと思います。ほんとになんかちょっとした転機や変化が、ブログ継続の敵になるわけですからね。ああ、なんだかこの書き方だと、生活が停滞すること=ブログ継続のコツみたいにも聞こえますけど、多少なりともそういうのはあると思うんです。少なくとも、ブログを書くための定時的な環境が確保できるという意味では。


運がいいのか悪いのか、ここ数年は身辺が安定していて変化も少なかったため、ブログを書く習慣が維持できたともいえます。ただ、来年以降は分かりませんよ。生活にも世所に変化があるはずです。だとしても、その時々で「書けるものを書く」という意識を備えておきたい。限りある時間のなかで、自分が納得した形にブログを変化させていくということですね。なによりも「自分のかたくなさ」が一番厄介な敵だと思っています。「融通無碍」という言葉がありますが、与えられた時間内でそれを実行できることが、私の考える「大人の条件」であり、自分なりに体得したいものです。

 

 

来年で当ブログも5年目になりますか。モチベーションに関しては、もちろん以前ほどではないにしろ、持続するには問題ないかなと思います。というかもう、書くのが日常なので、来年もぼちぼち書いていくんだろうなぁという諦めに似た感すらある。明らかに、昔とはモチベーションの質が変化したのを実感しますね。ブログを書き始めたころは、記事を書きあげたり、誰かに読まれたりするたびに、自分の中で小さなお祭り騒ぎが起きるような感じでした。


今は滅多にそうなりません。現状を例えて言うならば、「なにかの番をしている」ような感じかもしれない。イメージの補強のために、上に貼った画像を眺めて欲しいんですが、私は一軒の古民家に住んでおり、ちょうど囲炉裏の前に座っているとします。そこで炭火を熾して火加減を見ながら、なにやらブツブツと独り言をつぶやいている。このブツブツ言ってるのが、要はこのブログなわけですね。


いつしか私の独り言を聴きに、囲炉裏の周りに人が集まるようになりました。私は相変わらず勝手に独り言をいっているだけですが、周りの人は頷いたり、「あ~、なるほどね」とか言いながら聴いている。話がちょうどひと段落したころ、火加減が弱くなってきて、少し肌寒くなってきた。そしたら、炭を囲炉裏に一本ずつ足す。また徐々に火加減が戻ってくる。そうしたら、今度は別の話をし始める。


ブログとは、書くことで維持されるエネルギーの在り処を守ることでもあると考えています。理想としては原子力のように、強力な燃料(バズる記事)で燃え続けるものがあれば、効率もいいしラクなのかもしれませんが、それは往々にして、環境負荷(誹謗中傷など)ともセットにもなっている。正直、私は自分の手に余るような莫大なエネルギーを得るためにブログを続けたいのではなく、上で書いたように、ひとつひとつ自分の手でくべるようにして、丁寧にエネルギーを得たいのです。あえてそうすることでしか味わえない深い満足があると信じています。来年もよろしくお願いします。

 

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どうせ正月はテレビもつまんないんですから影の軍団でも観ましょう。