毎日ブログを投稿されている人を尊敬しています。特に学業や仕事、療養や子育てをしながら、空き時間にブログを書かれている人の習慣性は素晴らしいと感じます。私なんてプー太郎ですが、だいたい3日連続で記事を書いたら、1日は休まないと、どうも調子が悪くなってしまいます。
ブログを休んだ日は何をしているのかというと、そりゃ、好きなことをしているんですが、「はてなブログの記事をひたすら黙々と読む」なんてこともしています。普段なら、購読しているブログを巡回する程度で済ませているのですが、この時は意識して、いつもは目にしない人のブログ記事もどんどん読んでいきます。
はてなブログは、それがやりやすいですね。はてなスターをクリックして、ブログからブログへの旅ができます。自分の知らないブログを辿ってどこまで行けるのか、当てのない放浪をするわけです。たまに10年近く更新されていないブログもあったりして、そういうのを目にすると、なにかの遺跡でも見つけた気分になりますよ。
ブログ巡りをしていてよく目にするのが、「毎日投稿がきつい」とか「連続投稿が途切れそう」とか、ブログを毎日継続するのを目標にしている人が、「つらい」「厳しい」という声をあげている記事です。「毎日投稿は難しいので、今後は自分のペースでやっていきたいです」と書かれた記事以降、投稿がストップしているのを見ると、ちょっと切ない気持ちになります。
ブログの連続投稿が辛いのはもちろん、毎日ブログのネタを仕入れて書くプロセスの厳しさが一番でしょう。それに次いで追い打ちをかけるように、じわじわやってくるのが、「ブログを連続投稿する理由付けが、自分の能力に根差したものではない」場合に、どうしても疲労がやってくるのだと感じます。
例えば「有名なブロガーを目標に毎日投稿してアクセス数と広告収入をゲットしたい」というような理由でブログを始めたとします。その人の目標は他人の背中。目標とした人に、ぴったりくっついて並走できるペースの持ち主ならいいですが、そうではない場合、だんだん差が離れていきます。そこで無理に食らいつこうとすれば、いつか息が切れてしまい、脱落すらあり得ます。
とても追いつけない。だけど脱落はしたくない。どうすればいいか。言わずもがな、自分のペースをつかんで走ることです。目標は離れていくかもしれないけど、走り続けていけば、いつかは同じゴールにたどり着きます(と、あくまで仮定)。
それに実際、走っているのは一人ではないですよね。トップを諦めると、意外に広い視野が開けて、他の人が目に入るようになります。「この人のペースについていくといいかもな」というのも分かってきて、指標をひとつに絞らなくてもいいと気付けるのではないでしょうか。
「ブログの投稿がつらいよ~」という人は、そのまま行くと自分の息が切れるのに勘づいているから、そう言っているのだと感じます。とりあえず投稿のペースや、記事の内容や文字数といったものが、自分と合っているか考えてみて、調整してみましょう。
私の場合は記事の最低投稿数を決めています。今のところは月に15記事の投稿が最低ライン。これは二日に一度、記事が投稿できればクリアできます。去年の6月は色々あって(そもそもこのブログが消滅して)ダメでしたが、それ以降は順調で、7か月連続でクリアしています。今後はどうでしょうね。仕事を始めたら、そう順調にはいかなくなるんじゃないですか。その時はまた設定し直すだけです。