口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

山奥ってどこですか。

 

にひどい花粉症にかかるので、3月から4月にかけては花粉症の薬を手放せません。いつも飲んでるのは「アレグラ」です。花粉のシーズンに近くなると、嵐の大野くんが出てるCMが流れ始めて、「おお~、今年もついに来たか」と思い、さっそくドラッグストアに買いに行きます。

 


【大野智】 アレグラFX CM総集編 【全14種】

 

今のところはこの「アレグラ」が一番自分に合っています。やさしい効き心地です。他の薬だと効き目が強すぎて、逆に鼻詰まりを起こして呼吸が苦しくなったり、目が乾燥しすぎて辛くなったりします。花粉症の根本的な治療としては、「鼻の奥の粘膜を焼く」なんてのもあるみたいですが、自分の体を焼いたり切ったりするのは怖いので、やらずじまいで一生を終えそうです。

 

難しいのが、いつ薬を抜くかのタイミング。4月の末ぐらいになれば、だんだん飲まなくても良くなってきます。でも、「いやもう全然大丈夫っしょ、余裕」なんていって、薬を飲まず意気揚々と出かけて行った先で、鼻水ずるずるの妖怪に変化しちゃうことだってあるのです。しかも、カバンの中をいくら探しても、薬が見当たらなかったりすると悲惨です。なるべく持ち物の中には常に花粉症の薬は忍ばせておくように心がけています。

 

で、話が変わるんですが、このまえ人のいない山の中をぶらぶら歩いていました。山の中と言っても、家から10分ぐらいの距離です。そもそも田舎に住んでいるので、山の中へのアクセスが簡単です。「いやもう全然大丈夫っしょ、余裕」と思って、薬を飲んでこなかったし、持っても来なかったので、鼻水をずるずる垂れ流しながら杉林を歩いておりました。

 

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それでふと思ったのが、「山奥ってどこなんだろうな」ということです。「山奥だからそりゃあ山の奥だろうが、当たり前じゃねえか」と思うかもしれませんが、具体的にどのくらい山の奥に行くと「山奥」と呼べるのか、私にはぜんぜん分かりません。はっきり分かるぜという親切な方はどうかご教授ください。

 

そう。山奥とか、奥深い山とか、山には奥行きがあるような表現の仕方をよくしますが、入り口から何百メートル山の中に入ったらとか、具体的な指標はないわけですよね。だから人の主観で「山奥」というのは曖昧に決められているんじゃないかと。ところで、はてなブログ界隈で有名な、「山奥ニート」を名乗る、葉梨はじめさんという方がおられるのですが、彼はその異名の通り、市街地から片道2時間はかかる山奥で生活を送っているようです。

 

banashi1.hatenablog.com

 

生活をエンジョイされているようなので特に意見は無いですが、率直な印象として、「そこまで山奥である必要があったのかなぁ」とは思います。個人的に山というのは、奥に行けば行くほど変わったものがあるとか、環境が良くなるとかそういうものではなく、ある地点から、性質がほぼ変わらなくなるものだと認識しているからです。その変化が無くなる地点というのは、案外そこまで奥深いところでもなく、山というのは、あとはどこまで行っても大体同じだと感じます。

 

葉梨さんは人の縁を通じて山奥に住んでいるわけで、単に自然環境だけで決めたわけではないでしょう。でも同時に、もっと気軽な環境で生活できた可能性もあるんじゃないかと思う時もあります。葉梨さんだけでなく、同じように都会から自然環境の中に生活を移した多くの人にそう感じる事ですが。

 

それでも、割と過酷な環境に生活の場を移すというのは、自然というものに人それぞれ多様なイメージがあり、そこから理想がつくられ、結果「山奥」を目指す人が出てくるということなのでしょう。それとも「山奥」というのは、代々、そんな自然の奥深くに住んでいる人がいるからこそ、理想化されて受け継がれていくものなのでしょうか。自分でもなにを書いているか分からなくなってきたので、このへんにしときますー`)