口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

マスクをして一年経過した感想。

 

近、行きつけの病院の先生と話をしたんですが、コロナウィルスのワクチンを保存する冷凍庫はもう届いてるのに、ワクチンはまだ入って来てないそうです。ワクチンが届くまで、その冷凍庫ってなにかに使っちゃいけないんですか。ハーゲンダッツとか冷やしてちゃ駄目なんですかねと聞いたら、「酒とか入れとけばいいかもね、ひひひひ」とかなんとか言ってました。


うーん、ワクチン。いつ打てるんでしょうか。今のペースだと自分の番が回ってくるのは夏以降じゃないかなと思ってます。ワクチンを打てばマスクからも解放されて、街の居酒屋で一杯やりつつ森進一の顔マネができるのか。それはもう少し先の話になるんじゃないでしょうかね。少なくとも、今年中はマスクを手放せない気がします。


変異ウィルスの陽性者が微妙に増えてるのが心配です。ワクチンを打ったとしても、性質が異なる変異ウィルスが今後も入れ替わりで蔓延していくとなれば、ワクチンを打った効果もその都度低下していくわけだし、その度にまた新たなワクチン開発を待つ日々が続くかもしれない。うーむ。今年中に解決しそうには思えなくなってきた。あと数年は辛抱が必要なんてこともあるかもです。


となると、マスクにもあと数年はお世話になるかもしれないですよね。そういや、だいたいマスク着用が日常的になって、ちょうど一年経過したくらいですか。ここらでちょっと、個人的にマスクを一年間し続けた感想みたいなのをまとめてみようかなと思いました。マスク着用感想シリーズですか。できれば今回だけで済ませたい(笑)

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とりあえず、この一年でマスクをするのにはとても慣れました。自分はもともとマスクをする習慣が無く、花粉症の時期もマスク無しで鼻水をたれ流してましたが、今は慣れ切って、逆にマスクが無いと不安があります。ネクタイ的な、すでにフォーマルな服の一部という感じがします。いっそのこと人類はそういう方向性で進化するといいんじゃないだろうか。顎の下の皮がビローンと伸びるような体質に変化して、なんかあったときはその皮で口元を隠せばいい。その皮の表面にペイペイのQRコードとかタトゥーで入れとけばますます便利だぞ(笑)。


それでも、マスクをする不便はやっぱり感じ続けた一年でもありましたね。一番の不便って、匂いが分かりづらい事ですか。ちょうど今ぐらいの時期なんかそれが顕著かなと。春の匂いってなんかこう、嗅いでるだけで穏やかな気持ちになるけれど、マスクをしてるといまいち分からないです。匂いは季節感の到来を身をもって感じさせてくれるものだから、匂いが感じられないと、なんだか損をしてる感じがします。


あと、匂いの元への接触が不器用になりました。例えば道を歩いていて、「お、なんかいい匂いがする」と気づいてそっちの方向に歩いて行ったら、匂いの元にたどり着いた、みたいな些細な発見が(少なくとも私の)日常には散りばめられているけれど、マスクをしているとそういう感知能力も弱くなります。逆に、ふとマスクを外した時に、急に思いがけない匂いとの接触があるっていう楽しみもあるかもですけどね。街の古着屋でマスクを外したら、試着するつもりの上着がなんかすげぇ、戦場を駆けまわった熊みたいな匂いがしたりとかしました(笑)


マスクで嗅覚がさえぎられる分、眼と耳をよく使ってきたかもなぁって感じがします。特に眼は、別に視力が良くなったわけじゃないけど、相手の眼の色の変化が、前より気付くようになったかもしれません。口元が分からないから、眼の変化に感覚が集中するんでしょうが、それはもちろん相手だって同じだし、特別な事ではないんでしょう。でも、マスクを長期間した結果、全人類の感覚に対する進化が同時に起こるとかだとなんかアツいと思いませんか。なるべくマスクには早くおさらばしたいと思う一方、感覚を制限したことで得られる感覚にも興味がある。そんなところです。

 

 

花粉症が治ったのでラジオ収録も再開しました。相変わらずテキトーな事しか言ってません。期待しないでください。