口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

同じ雪でも違う雪。

 

社の勤務時間中に、三回目のコロナウィルスワクチン集団接種を受けてきました。一回目と二回目がファイザー、今回はモデルナ社製です。ファイザーでビンゴにしたかったのに、ちょいと残念。とはいえ同じワクチンですから、有難く打たれてきましたよ。副作用は今のところ大したことなく、打たれた方の腕がちょっと痛いのと、若干頭が重いくらいですか。


そんなことよりヤバかったのが接種当日の天気。最悪でしたね。

もう二月の終わりなんだから、あとはすんなり春になってしまえばいいものを、往生際が悪すぎます。朝から馬鹿みたいに雪が降り、道路はぐっちゃぐちゃのカオス。そのへんでオッサンが超スタイリッシュにすってんころりんしてました。ワクチンの接種会場まで、産まれたての小鹿のように二本の足を震わせながら、一歩一歩慎重に歩いていきましたよ。


ぜんぜん話が変わりますが、今週のはてなのお題は「冬のスポーツ」ですか。まあ、ちょっとは北京オリンピックも観てましたけどね。カーリングとか羽生君とかネイサンチェンとか。でも大して真剣に観てるわけじゃなく、環境映像的に流しつつブログを書いたりと、他の趣味に興じてた感じです。だから競技そのものには、特別アツくなることもありませんでした。


リアルな体験としても、それこそゲレンデで滑ってきたとか、今の時点では無いです。一度くらいスキー場行きたいな。でも、コロナウィルスの感染者がとんでもないことになってるのに、全国津々浦々から人が集まるところに行くことは、慎重にならねば。もし行くとなれば、とりあえずスキー板を外の物置から出すところから始めないといけない。でも、そもそも物置が雪に沈んでるから出せないんですわ笑

 

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「雪国に住んでる人は、雪を見たところで感動とかしないもんでしょ。スキー場に行ったところでなんとも思わないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、私はちゃんと感動しますよ。ゲレンデに立てば、こんもり積もったふかふかの雪や、樹氷の静謐な様相や、雪面をなぞるシュプールの曲線美にいちいち感動しっぱなしですよ。


同じ雪は雪でも、私たちが住む下界と、山上では印象がまるで違います。街に雪が降ると、降った直後は風情があるかもしれないけど、人々の生活の動きと共に、雪はどんどん醜くなってしまう。黒々とした塊となってビルの角に溶け残っているのを見ていると、あれは我々の写し鏡じゃないかと思うことがある笑。逆に山上に降る雪は、人がそれをどうにかしようとしても、絶対にできないスケール感を誇るものです。


圧倒的過ぎて、動かせないし、溶かせない雪。どうにかするには自然の力が動くのを待つしかない。だからこそ信仰に近い信頼感を置く人も多いのかもしれない。冬場にスキーやスノボに興じる人たちや、登山を敢行する人は、雪に対してそのような感覚を持ちやすいんじゃないかなと。まぁそこまでじゃなくても、一緒に滑ってる人に、「今日の雪質サイコーじゃね」とか確認し合うもんですよね。


一方で街に降った雪は、雪質なんて価値観で測られずに汚染して消えていきます。街に降った雪は邪魔者となり、山に降り積もる雪は信仰の対象に成り得る。この扱いの差ってどうして生まれるのか、私にはちょっとまだよくわかりません。結局、誰しも人は力の信奉者ということなのかも。弱い雪なら踏みつぶし、強い雪には首を垂れる。やっぱり雪は人の写し鏡でしょうか。

 

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