口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

脳とコンビニが直結しはじめた。

 

っこう前、コンビニをよく利用してる人をディスるというか、ちょっと考えが浅い人たちなんじゃないの、みたいなことを書いてた気がするんです。コンビニとスーパーが近くにあったとしたら、スーパーの方が商品の値段が安いんだし、計算できるならスーパーに行くのが普通だよね。それでも割高なコンビニに行く人って、根本的に怠惰なところがあるんじゃないの。みたいな、ほんと散々な事を書いてた覚えがあるんですが、探してもそんな内容の記事は一向に見つかりませんでした。脳内で書いた気になってただけかもしれない。


で、実際どうなのかと。あなたはコンビニ利用者に対する差別発言を惜しまない「スーパー至上主義者」なのか、人に慈悲の心を持っていないのかと問われれば、「いやぁ~、小生。まあ確かにね、スーパー最高とかこないだまでほざいてましたけども、撤回いたします。やはりコンビニが至高ですね。世界文化遺産に登録いたしましょう。そうそう、最近はこれが無いとねぇ、小生は生きていけなくなりましたよ。これで、私は人をやめました、小生」などと言いながら、この空きビンを差し出すと思います。

 

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ファミリーマートにふらっと立ち寄って、なんとなく目についたこれを試しに買って家で飲んでみたところ、ヒジョ―に美味しかったんですね。程よく冷えたシャンパンが、ワンコインで買える。ペイペイで払うから小銭は出しませんが、それくらい気軽な感じで、二本ぐらいちゃちゃっと買って、家で舌鼓を打つという生活パターンが根付いてしまった。すっかりコンビニ人間の出来上がりでございます。

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こんな風になる予兆はちょいと前からありました。ここんところコンビニスイーツにハマりかけており、コンビニに行くのが半ば習慣化し始めていたのです。以前なら、コンビニは周りに買い物できる場所が無い時に仕方なく行くところ、という付き合いだったのが、自分の欲望を気軽に満たせる存在に変わってきました。まさにオアシス的な感じになってきたのです。

 

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スーパーより少し割高なコンビニをよく利用する人の気持ちが、ようやく分かってきました。コンビニはひとつひとつの商品がよく考えられているんですね。特に「おひとりさま」に優しい。慈愛を感じるほどです。自分ひとりで満足できるささやかなご褒美に成り得るものがたくさん売っていて、それぞれの商品に、それぞれのファンがついているのだと思います。


で、私もまんまとコンビニの戦略にハマり、永遠に更新されていくコンビニスイーツと、缶シャンパンの信者になったわけです。コンビニはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。銭形のとっつぁんも遠いどこかでそう言ってる気がしますが、いや、正確には「心」ではないんじゃないか。人とコンビニはもっと踏み込んでいる、ダイレクトな関係なんじゃないかと思い始めています。


脳科学では報酬物質といわれるドーパミンの発生と、コンビニがすでにリンクしている感じがします。コンビニがある。あ、ご褒美だ。直感的にそう考えている自分を意識しています。脳の報酬中枢に、すでにコンビニが建っているのです。つまり、コンビニを見ただけでも、実は脳が求めている報酬をすでに得ているといえる。あとは行動するだけです。


そもそもドーパミン発生の目的は、「人間に行動する動機を与える」ことだそうです。つまり、ドーパミンによって人の行動はコントロールされているのですが、そのドーパミンが、私を行動させる指標として「コンビニ」を見出したともいえます。つまり、銭形のとっつぁんは正確にはこう言うべきです。コンビニはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの脳みそです。


ルパン三世 炎のたからもの

カリオストロの城はたぶん今まで96回ぐらい観てるはず。