口から出まかせ日記【表】

うがい、手洗い、納税。

置かれた場所で散歩なさい。

 

ットをブラブラ徘徊していたら、こんなサイトを見つけました。

sports.go.jp

これは文部科学省の「スポーツ庁」のウェブサイト。で、上のページには、「健康の維持には、歩くことがよろしいとよく言われるけど、一日にどれぐらい歩くと具体的に何にいいのか教えろこの野郎」という人のために、図が載っておりました。

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引用:中之条研究「1年の1日平均の身体活動からわかる予防基準一覧」

うん。分かりやすい。というか、歩くだけで「日本人の三大死因」と云われる、ガン、心疾患、脳血管疾患が予防できるのが脅威的だ。散歩は大きなホスピタル。興味深いのが、この図をみるかぎり、糖尿病やガンよりも、うつ病や寝たきりの人の方が「症状が重い・深刻」と捉えられているのが新鮮です。ライフスタイルの充実という観点から、改めて病気のランクを評価している感じなんでしょうか。


ただ、例えば私がメタボになっちゃったとして、一日平均一万歩を歩かなきゃならないと思うと、正直、げんなりしますね。歩くのが一番気軽な方法とはいえ、「時は金なり」です。もうちょっとこう、歩くことにかける時間を少し減らして、他の事をする時間を得られるのなら、他にも効果的なものを組み合わせてなんとかならんもんかと悩むことでしょう。


散歩自体は大好きです。だからこそ、そこはあまり数値や基準に翻弄されたくない。アプリを起動して、歩数をカウントしつつ歩くのは、私にとってかなり苦手な概念です。ごく個人的な行為である散歩に、システムが無粋に入り込んでくるなとさえ思う。自分が散歩に求める基準や、どこで切り上げるかといった感覚は、数値に頼らない自分の感覚を信じたい。満足したなと思ったら、そこで納得して家に帰りたいのです。

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「歩数がいくらで何に効く」というのは、いってみれば、ちょっと医学的な「ご利益」みたいなものかなと。薄っすら頭に入れておくぐらいで、私には十分です。それよりも、近所に自然と散歩したくなる場所があるかどうかのほうが、圧倒的に大事だと思っています。自然と歩きたくなるのなら、自分の意識と噛み合っているからストレスも無いし、そのうえ意識せずとも歩数を稼げるのなら楽でしょう。


「そこまで言うなら、お前の住んでるあたりはさぞ散歩にいい所なんだろうな」と言われそうですが、うーん、どうなんだべない(唐突な福島弁)。いや、はっきり言って大したことは無いです。住宅地に団地に古ぼけた公園。その周囲に田んぼと畑と森が点々とある。長閑といえばそうですが、つまらないといえばつまらない。田んぼに稲穂がたわわに実っていた頃は、テンションぶち上げの散歩ができましたが、今やひたすら枯れ野原。始終、黙りこんで歩いてますよ笑。


総計では25年くらい暮らしてる場所ですし、目新しいものなんて無いです。むしろ年々鄙びてきている。空き家や休耕地も増え、蔓草でしっちゃかめっちゃかになっていたりもする。それでも、黙ってひとりでひたすら歩かせてくれる環境ではあるのです。田舎の割に、じっと見られるような視線も無いですから、何も気負わずに歩き続けることができる。なにもない所ですが、散歩には向いています。歩いていると時々、茂みで雉が鳴きます。


もしかしたらそのうち、別な場所に引っ越すこともあるかもしれません。その時はその場所で、また新たな散歩道の模索から始まることでしょう。まずは散歩の小さな目標となるランドマークを定めるところからですかね。神社、お寺、お墓、暴力団事務所、酒屋、新興宗教サークルのアジト、女子高、ワークマン、ユニクロ、ファミマ、ヤマダ電機、銭湯、かっぱ寿司、ラブホの廃墟。まあだいたいこれぐらいの要素があれば私の散歩は一生安泰ですね。

www.youtube.com

秋と冬の狭間で聴きたくなる曲が多いバンドといえば、ヨ・ラ・テンゴ。