口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

自然と筋肉がつけばいい。

 

GW前の話です。ジム通いを始めた人から、「なんだったら、ほし君もジム行きませんか」と話がありました。唐突になんだったらとかいう副詞付きで人を誘うのどうなんだと思いましたが、それはさておき、あ、これって何度か通った道だとも思いました。


同じようにして人からジムに誘われ、半年だけ会員になったものの、ジム通いが身に付かずに5500円くらい無駄にしたことが2度ほどあります。別に選んだジムが入りにくい空間だったわけじゃなく、むしろ綺麗で清潔で親切な人の多い場所だったんですが、行ったらなんだか所在ない感覚になりました。


それも考えてみれば妙な話で、トレッドミルとかクロストレーナーとかベンチプレスとか色々あるわけだからどんどん試せばいいわけです。実際、カネも払ってるわけだしどんどん試したんですが、やればやるほど何故だか虚しくなっていきました。「エネルギーがもったいない」とすら思ってしまった。


いや、その体のエネルギーを強化するための筋トレでしょと自分を奮い立たせてみるものの、どうもやる気は持続せず、結局ダメでしたね。おかしいのは、ジムの会員費を払ってるくせにジムには通わず、家でスクワットや腕立て伏せは習慣でやっていたのですよ笑。自分で自分がよくわからない。そういうことで今回の誘いも丁重に断りました。

 

 
歩くだけで楽しいフィールドを体が求めている。


なんでジムが合わないのだろう。もしかしたら、筋肉を鍛えるためだけの器具を使っているという状況の窮屈さが、どうにも自分と合致してないのかもしれない。筋トレ自体は嫌いではないんです。もう10年以上スクワットや腕立て伏せとか、木刀なんかを素振りしたりとかは続けています。しかし、今の自分にとって筋トレとは、おそらくそれ以上発展させるほど価値を感じない行為なのでしょう。


話が変わりますが、ゴールデンウィーク中は自然の中をぶらぶらしてました。ちょうど上の画像みたいな風景のとこです。熊出没注意の看板が至る所に立ってました。ジムはすぐサボるのに、こういうとこには足繁く通うんですわ笑。岩とかゴロゴロしてると心がときめく。私の心に住んでいる小学生が喜ぶのがわかる。


自然の中を歩いてるときは特に意識してるわけでも無いですが、私の理想はおそらく、こういう場所を歩いていて自然と体が鍛えられていくような感じなんだと思います。効率的に鍛えるための一番の近道はもちろんジムだけど、その道を選ぶ理由が自分の中に見当たらないし、そもそも、筋肉を意識的に作ること自体がしっくりこないのかもしれません。


必要な筋肉は自然と付くものではないのか。仕事をしていたり、家事をしていたり、その辺を散歩したりとか、それで生活に必要な筋力が保てればそれでいいと私は考えてます。そこへ、もうちょっと余力を持ちたいということであれば加えてジムに行くという選択があるのかなと。まあ、もしかしたら今後、「俺には筋肉が足りねぇ」とつくづく思い知らされてジム通いする可能性もなきにしもあらずです。

 

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