口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

本は脳筋で読む。

 

の免許更新をしてきました。朝9時に免許センターに行き、3千円を受付のおばちゃんに手渡し、写真撮影をして、知らないおっさんから30分の講習を受けたら新しい免許がもらえました。で、確認してみたら、もはや伝統芸能みたいなもんですが、自分の新しい顔写真がまるで犯罪者のような仕上がりでした。しかも、前のやつだと性犯罪者かなんかだったのが、今回のは横領とかで捕まった人みたいになりましたね。犯罪者の格が上がった感あり。


それはどうでもいいとして、ちょっと勉強したいことが出てきて、夜の10時ぐらいから真面目に教科書を開いてます。が、30分ぐらいやるかと気合をいれて始めたくせして、8分後ぐらいにはもうベッドでゴロンゴロンしているのはなぜだろう。あと、図書館で定期的に本を借りてるんですが、読みたくて借りたのに読まないで返すとかいう不可解なことを繰り返しており、あかんな〜と思い、意識して読書の時間も作っています。


思い返せば昔からそんな感じでしたね。読書にやたらとハマっている時期もあれば、些細なことをきっかけにぱったり読まなくなったりする。またそこから本を読み始めるとなると、これがけっこう苦労するものです。本を読む粘り強さを取り戻すのに時間がかかります。私の場合は日常的に読まないと読書力が格段に下がっていってしまうので、理想はそのレベルを維持するか、もっと上げたいところなんですが、世の中は誘惑ばかりで上手くいかない。

 

 


で、なんかこれって筋トレに似てると思ってます。私はジムとか行かない代わり、家でスクワットとか腕立て伏せなど、1日につきそれぞれ計30回とか決めてやってますが、これだって些細なことがきっかけでぱったりとやらなくなります。それからまた再開するとなると、これが億劫で億劫で笑。筋肉には定期的に決まった刺激を与えないと感覚が鈍くなり、再び目覚めさせるのに苦労する。それは頭を使う読書の習慣も同様だと感じるのですね。


脳は、実際には筋肉じゃないそうです。が、「脳トレ」といった言葉とセットで「鍛える」部分であるとも謳われるし、ある程度は筋肉っぽい捉え方でもいいよぁと思ってます。そもそも筋肉を動かすため指令だったり欲求を司るのは脳なわけだから、筋肉の親玉というか番長は脳でしょう。そんな脳を地道に鍛える方法は、やっぱり読書かな、というか、私の場合は読書が脳を鍛えるのに一番向いてるんじゃないかなと。とりあえず、今年の夏は読書の習慣を取り戻しつつ、ガリガリになった脳を鍛え直していく所存です🧠

今回はせっかくの読書ネタなので、読んで面白かったこちらの本を紹介。ちょうどコロナ禍真っ最中の時期に、精神科医斎藤環さんと、元外交官の佐藤優さんとの対談をまとめた本です。「つらい思いをしてまで、なんで人はわざわざ人と会うのか」という斎藤さんの問いに、「身も蓋もないですが、会ったほうが話が早い」という佐藤さんの回答から、人間はそもそも人と会う「暴力性」がないと、色んな物事がちゃんと確定できずに、延々と不確定(エントロピー)化して、結局はもっとやばいことになるみたいな話に発展するのがおもろかったです。