口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

鞄の軽さは暮らしの軽さ。


回、当ブログとしては珍しくファッションについて書きましたが、実は他にも気になっているアイテムがあります。ここんところ、若い人がよく肩から下げている鞄です。いや、鞄っていうか、小さいケースみたいなやつ。こういうのです。

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「ミニショルダーバッグ」っていうんですね。スマホと財布とハンカチが入るか入らないかぐらいの大きさのケースに紐がくっ付いてて、肩からぶら下げて歩いている。見てて、ありゃいいなと思ったんです。ちょっと眼科とか行くのにぴったりだ笑。材質が革なのも、高級感があってよろしい。


それで、自分が欲しくなったものについて、私はまずYoutubeで検索します。すると、だいたいの値段的な相場だとか、そもそも「それが流行ってる動向」を探れるからですね。案の定、このバッグについても参考になる動画が出てきて勉強になったんですが、そんな動画の主であるユーチューバーのひとりが、こんなことを話していたんです。


「そもそも、理由も無いのに大きな鞄とかリュックサックなんか背負ってること、これ自体がちょっとダサい。だって、店で支払うのにもQRコード決済だったりするわけで、実際、荷物は少なくて済むはずでしょ。そういう、まず無駄を省くことがカッコよさに繋がる。モテたいんだったら、まず自分の持ち物を見直した方がいい」

 
 似て非なるものですが、無汁良品の巾着袋を愛用してます


なるほど。そもそも小さい鞄が流行ってる背景に、そういう「共通感覚」みたいなのがあるのかもしれない。前提として、重そうなのはダサい、軽そうなのがカッコイイ、みたいな空気感があり、モテるためのテクニックとして、実践的に無駄をなくしていくような。ある目的を達成するために引き算する感覚、嫌いじゃないです。


この小さい鞄、確かに限定的なシチュエーションに向いてるでしょうね。それこそデートだとか。誰かと楽しむことに夢中になるようなとき、邪魔にならなくていい。そんなときに重たい荷物なんて持ってるのは野暮ったいですしね。同時に、この鞄の弱点もはっきりしている。「暮らしには向かない」ってことです。デートの後、ブロッコリーとか買ったりしても鞄に入んないじゃないすか笑。


私は日常的にリュックを背負ってますが、それは、生活において「空き容量」が欠かせないので妥協してるわけです。会社の帰りにシャンプーの詰め替えを買ったり、図書館で本を借りたり。暮らすことは「加える」ことだから余裕がないといけない。また、加齢に伴い、自分自身に割く容量も増えていく。色んな薬やらなにやら持ち歩くようになるじゃないですか笑。日々の暮らしや、急変に備える心構えが、鞄を大きくする。


鞄を小さくするのは、その逆。暮らしに関わる配慮を振り落とすことになります。とはいえ、小さい鞄は実用的じゃないからダメと言いたいわけじゃない。むしろ、最低限のものしか持ち歩けない鞄を持ったときに、自分がどう変わるか。つまり、暮らしの「モード」を切り替える装置として、小さな鞄を持つのは素敵だなと思うのですよ。ということで、もうちょっと色々見て購入検討しまーす。

 

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Sade、そろそろ新作の発表こないかなー