口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

予想外の食材がストレスになる。

在、家の冷蔵庫の中が満杯になっています。冷凍室もチルド室も、肉やら魚やらでいっぱいです。理由は、去年の年末に北海道の親戚から食材が届いたことに加え、休みに入った私の父親が、どういうわけか大量の食材を買い込んできて、冷蔵庫に押し込んだからです。

 

「お、ひとりで買い物なんてめずらしい。なにか作ってくれるのかな」と思いきや、別にそういうわけでもない。なんとなく浮かれた気分に合わせて、買い物をしてきたようです。だいたい、本人は下戸のくせに、シャンパンなんて買ってくるのですよ。まだバブルが抜けてないんでしょうね(適当)。

 

それで、母親や私が、その食材を消費するのに忙しいわけです。食べて冷蔵庫のスペースを空けないといけない。豚の塊肉は角煮にしたり、冷凍の鮭をちゃんちゃん焼きにしたり、毎日がご馳走です。「なんだ、贅沢自慢かよ」と思うかもしれないですが、作る側としては、はっきりいって、かなりのストレスです。

 

なによりその食材が、自分で選択したものではないのがストレスです。自分で買い物をする場合、食材を見て、だいたい何を作るか決めながら買いますよね。家に残っている食材の賞味期限なんかの兼ね合いも考えて、けっこう緻密な計算をしているわけです。

 

    f:id:star-watch0705:20200104120513j:plain


そんなところに突如、デーンと、予想もしない食材が急に現れると、それまでの計算が狂います。またイチから計算し直しです。自分で選んだわけではない食材をどう調理するのか、考えたり、実際に調理をするのに、時間を割かれるわけです。

 

あと、冷蔵庫にたくさんの食材が詰まっているのも、消化不良と同じように、心地がいいものではないと感じます。「今日はこれを使わなきゃ」「明日はあれを使わなきゃ」と、食べ物があればあるほど、その応用に気を取られます。選択肢が多ければいいというわけではないと実感します。

 

田舎の方だと、「おすそ分け」などと言って、お隣さんの庭で採れた野菜を頂いたりとかありますが、私は、あれもストレスです。無駄にいっぱいくれますよね。渡す方は、あげれば喜ぶだろうからと思っているのでしょう。もしかしたら断られた経験が無いのかもしれない。相手の家に、計画して食べようとしている食材があるかもしれない、という予想をしないのだろうか。

 

こういう感覚は、「もしかしたら調理をする技術が足りないから感じるのかな」と数年前までは思っていたんです。調理スキルを高めれば、どんな食材が来ようが、なんでも捌けるようになって、ストレスとは無縁になる、と。それから何年も経って、普通にいろいろ調理ができるようになりましたが、予想外の食材が現れることでのストレスは、かえって増加しました。

 

うーん。どうなんでしょう。これも、読者の方にご意見を聞いてみたいところです(.)