口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

具がシンプルな料理が好き。

飯はだいたい母親が作ってくれるのですが、冷蔵庫の中に食材があるときは、 私がササっと何かを作ります。好きな料理はカレー。なんせ簡単です。それに、一度作れば、そのまんま次の日の朝ごはんになるから、ラクでいいんですよ。

 

ほし家のカレーというか、私の作るカレーはほぼ「チキンカレー」です。チキンカレーが一番好き。具はシンプルに、肉、玉ねぎ、にんじん。これだけです。たまに気分で舞茸を入れたり、サラダ豆を入れたりします。

 

ジャガイモはあんまり使いません。煮崩れして、ぐじゃぐじゃのカレーになるのが嫌なんです。さらりとしたカレーが好きですね。もしジャガイモを使うなら、別の鍋でボイルしたあと、チリパウダーとバターで絡めておきます。で、カレーを皿によそった後で、上にのせて食べると。これが美味いのです。

 

そう。カレーもそうだし、鍋なんかもそうですが、具材がシンプルな料理が好きです。鍋なら、白菜と水菜と肉だけとか。やたらたくさんの食材を、これでもかと鍋に詰め込んだのは、味はともかく、見た目が好きじゃない。それに、エビとかカニとか貝の殻とか、食べられないものが一緒に入っているのも好きじゃない。「分かってねーな。そういうのから美味い出汁が出るんじゃねーか」と言われたら「まあ、そうよねぇ」と答えるしかないですが(最近なんかオネエ言葉になりやすい笑)。

 

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どこかのお店にカレーを食べに行くと、やたらとカレーの上に具がてんこ盛りになっているのを見かけませんか。「地元産有機野菜のカレー」的なものを頼むと、素揚げした野菜がこれでもかとカレーの上に乗っていたりとか。ああいうのは、私はちょっとだけイラっとします。

 

なんせ、カレーを食べる前にまず野菜を食べないと、肝心のカレーを食べられない。作った側からすると、「見栄えがいい」とか「自慢の野菜だから」ということで、野菜をのせているのだろうけど、正直、カレーとの食べ合わせはそんなに良くないと思うんです。不調和な感じがする。別の料理を無理やり組み合わせたみたいで。

 

カレーはスプーンで食べるもの。なら、最初から最後までスプーンで食べられるものがいいと思うんです。これが、カレーなのにフォークやらナイフやらを総動員しながら食べるのは、ちょっと違うなと。別にフォークやナイフを使うのが嫌いなのではなく、本来そういうのを使わずに食べられる料理なのに、使わざるを得ないというのが、嫌ですね。

 

ラーメンなんかも、具がデデンと乗っていて、麺までたどり着くのにけっこうかかるのがありますよね。20代くらいまでは具に工夫を凝らしたラーメンも好きで、食べづらくても頑張って食べました。ただ、最近は食欲の減退と共に受け付けなくなってきて、ラーメンもシンプルなのが最高だと思うようになりました。チャーシュー、メンマ、煮卵、ネギ。基本的な具で構成されたラーメンが俄然、好きになってきました。

 

なんでしょうねぇ。料理というより、そもそもの感受性がシンプルを求めるようになってきたのかもしれないです。要素をてんこ盛りにするより、絞ったものを好きになっていくんでしょうか。一見シンプルなモノの中にある、信用できる要素を重視していく。品質であったり、技術であったり、風情であったりとか。

 

今後、自分が何を好きになり、何が苦手になるか。これは、観察のし甲斐があるんじゃないかと。ささやかな自分の歴史にもなると思います。確実にブログのネタにもなりますしね。っていうか、カレーとラーメンの事を書いたら、カレーとラーメンが食べたくなったじゃないですか。どうしてくれるのよ!!(オネエ化進行中です)