口から出まかせ日記【表】

家にあるホッカイロすべて有効期限切れ。

森の中の不思議体験。

 

このところ、午前中にやることをやってしまい、昼から近所の山へ出かけて2時間ぐらい過ごす、みたいな生活を続けています。「ええっ、ダメじゃん。みんな外出自粛してんねやぞ。この非国民め」などと言われそうですが、私の感覚では十分に自粛をしています。家族以外の誰とも会わず、行って帰ってくるまですべてひとりぼっちの単独行動ですから、ソーシャルディスタンス優等生であります。

 

自然は良いです。木漏れ日を浴びながら森を歩いたり、ひたすら水の流れを眺めていると、よく分からない妄執みたいなのが消え失せます。自然は大きなホスピタル(古)。でも、そうやっているうちにだんだんお腹が空いてきて、ギトギトに油ぎったラーメンとか、焼肉屋のカルビ定食なんてのが脳裏に浮かんできましてね、「ううっ、食いてぇな~」と思うわけです。そういう方面の妄執は全然消えておりません。

 

そういった店は今や軒並み休業だし、開いてたとしてもリスクが高くて行くのは憚られます。仕方なく、リュックからカロリーメイトを取り出してモサモサ食うしかない。不思議だなぁ。全然味がしねえぞ。柔らかいアスファルトでも食ってるような感覚だ。ぴ~、ひょろろ~。頭上をトンビが飛んでいる。

 

ところで、自分には霊感は全くないと思っていますが、山の中にいるとたま~に、不思議な体験をします。不思議というか、単なる自然現象なのかもしれません。まず、けっこうな頻度で体験するのが、「人の話し声らしきものがひたすら聞こえる」というものです。山道を歩いていると、唐突に誰かの話し声が聞こえるわけです。大きな声じゃなくて、ちょっと遠くの方から小さく聞こえてきます。

 

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声質は女性ぽい感じ。おばちゃんがすごい早口で喋っているみたいな感じです。ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、ずっと何かを言っているけれど、はっきりとは聞き取れません。二人で話しているように聞こえる事もあり、途中でお互いに「アハハハ」と笑いあっていたりもします。一度もその声の主と会ったためしがありません。人の声じゃなく、鳥の鳴き声なのかなぁ。全然別な場所でも同じ声を聞くからです。

 

あともう一つは、山の中を歩いていて、急に「獣の匂い」が立ちのぼるという現象。これは3回くらい体験しました。日当たりのいい道を歩いていたら、唐突に凄い匂いがして、そこから先にどうしても進む気が無くなります。この匂いですが、単に「臭いなぁ」で済む程度ではなく、全身に鳥肌が立つような生々しい匂いです。動物の糞の匂いってわけでもない。なんかこう、イメージとしては、獣の口から直接吐き出された息みたいな匂いです。

 

こんな匂いが、急にある所から充満して、まともに息ができなくなります。「うぇっぷ」みたいな感じになり、毎回来た道を戻ります。そのおかげなのか、今まで何事も無いです。先に進んでいたらどうなったか分かりませんね。あれは私の中では、「これ以上先に進むな」のサインだと思っているので、今後も同じようにすると思います。

 

私はけっこう勝手に森の中とか入りがちな人間ですが、そこにはもしかしたら、人の目には見えないルールとか、メッセージが張り巡らされているのかもしれません。なのであんまり気を抜かずに、違和感を感じたら、いつでもすぐ立ち去るよう心がけてはいます。