口から出まかせ日記【表】

GWで浪費すると母の日にツケが回る。

図書館で同じ本を借りがちです。

 

月に入ってようやく、地元の図書館も開館するようになりました。自分の中の大きな文化がひとつ戻って来たなぁって感じで、嬉しい。まだまだいつも通りというわけではないですけどね。座れるイスの数も少なくなってるし、雑誌コーナーの棚から雑誌が撤去されてるし。こういうのをみると、課金すれば全部解除されるんじゃないかみたいな感覚をすぐ抱きます(笑)。

 

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前にも図書館のことについて色々書いてるんですが、私は図書館に行くと、とりあえず「デカい本」を本棚から引き抜いて読みます。デカい図鑑、デカい写真集、デカい文学全集などなど。私なんかじゃ値段が高くて手が出ない本に、積極的に手を付けていきます。

 

学習机いっぱいにデカい本を広げて読んでると充実感があります。横で文庫本なんか読んでた人が、神妙な顔つきでこっちをじっと見てきたりします。「なんてデカい本を堂々と読んでるんだ。こやつは何者だ」と言いたげな視線で。

 

デカい本を(デカいばっかり連呼してすいません)読んで満足し、そろそろ帰ろうかと思い、せっかく来たんだから2冊ぐらい借りていこうかとなりますよね。書架に戻って借りる本を選ぶわけですが、不思議となにを選んだらいいか分からなくなります。大量の本を目の前にして、目が滑るというか、妙にピントが合わなくなるというか。

 

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それで結局は、前に借りて面白かった本を見つけるとホッとして、それをまた借りていくというパターンがよくあります。ボトルキープみたいなもんですかね。以前に手を付けたものがあると、それをまたリピートしたくなる。そんな習性があるような気がします。リピート率の高い本が、図書館一館につきだいたい20冊ぐらいあるんじゃないでしょうか。

 

なんというか、新しい方になかなか行かないというか、割と狭い範囲でぐずぐずしながら満足しているというか。本の借り方に自分の特徴が表れている気がします。まあ、これは本の読み方も関係してるのかと。私の場合は完全に乱読です。自分の直感で読む本をテキトーに決めます。どうしても調べたいものがあって、その分野の本を片っ端から読んでいくという、探求的な感じはいまのところ全然ありません。

 

たまにですが、単純に自分の満足感だけを基準にしていると、たくさんの選択肢があったとしても活用できないんじゃないかと思ったりします。すぐ忘れますけどね(*´з`)。でも、もう少し特定のジャンルに深い興味を持続して持てれば、少なくとも図書館ぐらい、もっと上手く使えるような気がします。

 

図書館の学習机で、年季の入った歴史書みたいなのを開きながら、盛んにノートを取っているお爺さんとかを見かけると、シンパシーが湧きます。「あ、俺、将来ああなりたいな」と思うわけです。何かを密かにずっと調べ続けている人に惹かれます。私の夢はプロ図書館利用者になることです。日本の皆さん、どうか応援よろしくお願いします。