口から出まかせ日記【表】

もうすぐゴールデンウィークですね(早)

土地との縁は足で感じろ。

 

ないだ、家族のひとりが仕事の関係で地元を離れるかもしれないみたいなことを記事で書いたんですが、実際どこへ行くのか曖昧でした。が、ようやく勤務先も決定し、年明け早々引っ越すことになりそう。私も手伝えるなら手伝いたいところです。今度の正月は、箱根駅伝を観ながらゴロゴロできそうにないかも。

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ただ、引っ越し先については家族でも意見が分かれています。「俺、昔そのあたりに行ったことあんだけどよ~、東北あたりと比べると人当たりが違うというか。こっちの人間に慣れてると色々厳しいことがあると思うよ。俺はおすすめしない」という人もいれば、「このへんならお伊勢巡りできるじゃない。琵琶湖とか京都あたりにも案外近いんだねぇ。いい所じゃないの」という人もいる。


私も心配で、引っ越し先の調査をしてるのですが、まぁ、ため息が出てくるほど、土地に沁み込んだ歴史の深い場所です。そのあたり一帯が古代神話の舞台として名が挙がる場所ばかり。神話と共同生活するようなもんです。しかも、電車で行ける距離感で、伊賀と甲賀、あの名高い忍者の隠れ里がある。なんか凄いです。むしろ私が暮らしたい。


そういうことで、土地の由緒については申し分なく、あとは生活環境ですか。コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、ユニクロ、ワークマン、大戸屋、丸亀製麺、ニトリ、眼鏡市場。このあたりが自宅付近に揃っていれば貴族の生活と同じようなもんです。それ以外は自己管理の問題になってきますが、そこで家族が手を出し過ぎると、日常生活の幸福感を自分で引き出す機会を逃すので、適度に手を引いた方がいいのでしょう。

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あとはやっぱり、実際歩いてみないと、その場所のことは分からないと思います。同じ場所でも、私が歩くのと他の人が歩くのでは、だいぶ異なる感覚を伴ったり、違った出来事が起こるはずです。別になにが起こったわけでも無いけれど、「なんだかここは、自分には合わない場所だなぁ」みたいな感じになったりとか、ありませんか。私はたまにあります。


よく、「住みたい街ランキングベスト10」みたいなのってありますが、私はそこまで信用してません。勿論、その場所の生活環境だとか、生活の上で多くの人が求める要素みたいなのが把握できるから、役立ちます。が、当然ながら、実際にその土地に暮らした本人が受け取るであろう、様々な出来事や現象といったものまで保証してくれるものではない。それは住んでみた本人にしか知り得ないことです。


この「みんなが住みたい」と考える場所には、たいていロールモデルが存在していて、「私もあそこに住めば、素敵な生活ができるんじゃないか」みたいな期待感を募らせるものがあるんでしょうが、それに近づける人もいるだろうし、まったく期待外れな場合もあると思います。結局、その場所で、自分の足で歩いて得た体験こそが、その土地に対する自己評価にそのまま直結することになるわけですね


多くの人が高い評価をしていても、その人個人の体験上では高い評価をすることはできないこともあるし、もちろんその逆もしかりでしょう。だからこそ「住めば都」なんて言葉もあるわけです。どこが自分の「都」になるか、住んでみるまで分からない。でも、住んでいる場所を「都」に近づけることはできるはず。ちょっとでも自分の居心地のいい場所とか、人を探すこと。それはもうサボってないで、自分の足で見つけて、感じるしかないんじゃないかと。うん、私もサボってないで新天地を見つける努力をボチボチしていきますか🙄


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引っ越し先、関宿にも割と近いんで、一度自分の足で歩いてみたい。